夕焼けのドラマ
2005年06月29日 | Permalink | コメント (10) | トラックバック (0)
ゼフィルスとは、梅雨の頃、年にたった一度だけ姿を現すシジミチョウの仲間のことを言います。その独特の美しさと単語の響きに魅せられて野山を駆け回る愛好家は数知れず・・・。
先日の強風の中、低山の雑木林に入ってみました。
登山道脇のコナラやクヌギ、アベマキの林から時折、姿を見せる小さなチョウ。
「ゼフィルスかな?」
寄ってみないとなかなか判別が難しいけれど、アカシジミの仲間は飛んでいる姿で比較的わかりやすいです。
この日は30分ほどの間に、ウラナミアカシジミ、アカシジミ、ミズイロオナガシジミに出会えた。
あいにくメインのカメラを家に忘れてきたので久しぶりにG2にて撮影。
しかし風があまりにも強すぎて写真はブレブレのオンパレード。(-_-)
今度はしっかり準備してゼフィルスたちに逢いに行かねば・・・。
2005年06月28日 | Permalink | コメント (8) | トラックバック (1)
ヒメボタル。
別名、金ボタル(キンボタル)。名前は知っていても、実際にご覧になったことのある方は少ないかもしれませんね。
ヒメボタルは陸生のホタルでゲンジボタルよりも小さく、発生時期もやや遅い。そして何といっても光の点滅の仕方がまるで違う。森の中でチカチカと断続的な光を放つ様子はまるでクリスマスツリー。
そんなヒメボタルが、倉敷市児島のわが家の近くにもいるのを知ったのは何年か前のこと。
深夜、AM1:00。
先日、前もって下見をしておいた薄暗い竹林へ到着。すると、「いたいた!」 あちらこちらで小さな光を小刻みに点滅させている。
間違いなくヒメボタルだ。
ぼんやりとした月以外は照らすものもなく、人の気配もない場所。
そんな場所でチカチカと点滅するヒメボタルの光は、ゲンジボタルとはまた違った趣きがある。
ヒメボタルは、岡山県内では新見市(旧哲多町)の天王八幡神社や真庭市(旧北房町)の備中鍾乳穴(びっちゅうかなちあな)が有名だけど、毎年シーズン中は大混雑必至。それなら数が少なくても自宅の近くで見れる方がゆっくりできていい。来週、天気が良ければもう一度行ってみよう・・・。
【関連記事】
・姫蛍物語(2009.6.26)
・ヒメボタルの季節(2009.6.20)
・ヒメボタル 幻想の森(2008.6.24)
2005年06月27日 | Permalink | コメント (2) | トラックバック (0)
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カブトエビ。
そのユーモラスな風貌は田舎の子供たちの人気者。
「おいらは3億年の昔からずっと生き続けてきたんだぞ!」
まるで、そんなふうにでも言いたげな表情・・・。(笑)
毎年、梅雨の合い間になると、わが家の前の田んぼでカブトエビたちが一斉に孵化する。
泥の中で穴を掘り、水草を取り、時には背泳ぎしているかと思えば、
見る見るうちに大きくなって、ひと月もすればいつのまにかいなくなってしまう・・・。
でもカブトエビたちは卵という形でちゃんと生きている。田んぼの土の中で乾燥や冬の寒さに絶え、翌年またこの時期になると元気な姿を見せてくれる。
田んぼという、人が作った小さな宇宙の中で、永い間こうして生きのびてきたのだ。
「また、来年も元気で会おう!」
子供たちと、そうカブトエビに誓った休日のひととき・・・。
2005年06月21日 | Permalink | コメント (8) | トラックバック (0)
「花は咲いてないかなぁ~?」
ゆったりとカーブを描く湿原のまわりの遊歩道を歩いていたその時、バッタリと鉢合わせた。
「あっ!!!」
「タヌキ?いや鼻筋が白かったから、アナグマ?もしかして岡山初のハクビシン?」
その距離約15m。カメラを構えるも、向こうはお尻を向けて反対方向に逃げていく。
とっさの判断で追いかけずに待ってみた。
すると、数メートルほど離れたところで、安心したのか一瞬こっちを振り向いてくれた。
シャッターを切る。今度はファインダーからも間違いなく確認できた。
アナグマ(ニホンアナグマ)だった。
かわいい顔をした森の住人は、こちらを確認すると再びこちらにお尻を向けて森の中へゆっくりと消えていった。。。
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岡山県新見市哲多町 おもつぼ湿原にて撮影
(クリックで600×400ピクセル)
【アナグマについて】
アナグマは、クマと付くけどイタチ科の動物(ちなみにタヌキはイヌ科)で、本州、四国、九州に生息するニホンアナグマは亜種にあたる。夜行性で昼間は地面に掘った広い穴の中で休んでいて、夜は木の実や果実類、ミミズ、土壌性の昆虫などを食べている。
今回、アナグマの写真はたったのこれ1枚。(笑)
多少ピントは甘いけど何とかアナグマ撮影に成功、かな・・・。<(^-^;
2005年06月04日 | Permalink | コメント (10) | トラックバック (0)
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あたり一面の黄色い花・・・。
上の写真は、5月24日、旭川の川原で撮影したオオキンケイギク(大金鶏菊)。南米原産の帰化植物で、毎年ゴールデンウィークが終わったころから、道端や野原、空き地など至るところにオレンジの花が咲いてよく目立ちます。これ以外にも、今の時期、よくご存知のニワゼキショウやマンテマ、マツバウンランなど実にたくさんの帰化植物が見られます。
ってことで、きょうは帰化植物について少々・・・。
まず、帰化植物とは外国からさまざまな経緯で日本へやってきて繁殖、定着した植物のこと。
実は、帰化植物にも2つのパターンがあり、『緑の侵入者たち』の著者で帰化植物の研究家として有名な浅井康宏先生によると、船舶や飛行機の積荷などに紛れて種子が持ち込まれ、気付かないうちに帰化してしまう「自然帰化植物」と、観賞用や食用などの目的で輸入されたものが、いつのまにか逃げ出して野生化してしまう「逸出帰化植物」に分かれるそうです。
ここでひとつ気になるのが、歴史的に見ていつごろ日本へ帰化したかという時期の問題。
たとえば、古代に日本に入ってきたもの(ヒガンバナなど・・・)も帰化植物なのか?というと、これは「史前帰化植物」という扱い。一般的には文献に確かな記録が残っている江戸時代後期以降に入ってきたものを「帰化植物」、最近では「外来植物」と呼びます。実際、その数は年々増えていて今では千数百種類にも及ぶというから驚きですね。
中でもセイタカアワダチソウやブタクサなど、増えすぎて生態系を変えてしまったり、花粉症の原因になったりと問題になっている種も多いけど、これだけ海外との行き来やモノのやり取りが盛んになってしまった現在では、帰化植物の侵入を防ぐことは並大抵ではないですね。
また帰化植物というと海外から日本へ入ってくるものだけを連想しがちですが、クズやスイカズラのように日本から海外へ帰化するものもいて、お互い様の関係になっていることも知っておいた方がいいかもしれませんね。
2005年06月02日 | Permalink | コメント (4) | トラックバック (0)