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2005年8月12日

牧草ロールのお話

050811roll3
昨日に続いて、少し牧草ロールのお話。
最初に、われわれは牧草ロールって呼んでますが、正式にはロールベールといいます。

このロールベールを作るためには、まず牧草を植えないとダメですね。
牧草と一口に言ってもたくさんの品種があって、比較的一般にも知られているのはイタリアンライグラスやスーダングラス、オーチャードグラスといったイネ科の品種。(話はそれますがオーチャードグラスって響きがいいのでよくお店の名前になってますね。(^^;)
これらの牧草は種を蒔いて2~3ヶ月で刈り取られ、数日間そのままの状態で水分が約50~70%前後になるまで乾かされます。笠岡干拓地ではそれがちょうど今頃の時期。

そして、ここからいよいよ牧草ロール作りが始まります。
ロールベーラーというトラクターの後ろに付けられた機械で牧草を巻き取りながら収穫し、内部にある成型用ローラーを使って巻いていきます。一定の大きさ、密度になると周囲をヒモで巻かれ、ロールベーラーが開いて牧草ロールを牧草地に転がします。
この瞬間、見てると面白いので写真を撮ってきました。(笑)
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・ロールベールの大きさ・・・直径約1.5m、重さ約350kgあります。

でもこれで、牧草ロールが完成したわけではありません。
牛たちが食べる牧草は干し草ではなく、発酵されたもの。
なので、さらに、この後ラッピングマシーンという機械でロールベールを巻いていきます。白や黒のいフィルムで巻かれた牧草ロールを見たことのある方も多いと思いますが、これは空気を遮断して発酵を促す意味があるわけです。
こうして最終的には、ロールベールサイレージと呼ばれる牛の飼料になります。

みなさんがよくご存知の北海道などで見かけるサイロは、牧草を貯蔵、発酵させるもので、このロールベーラーがあちこちで導入されるようになってからは、サイロが必要なくなり、徐々に姿を消しつつあるんです。

ってことで、牧草ロールのお話いかがでしたか。。。(笑)
 

 2005年08月12日 |

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コメント

いつ来ても、お勉強になります(^_-)-☆
このロールケーキじゃなくて、ロールベールはこのまま発酵することが出来るんですね。
子供の頃、牛を飼っていたので、イタリアンを植えて、それを刈り取ってサイロへ入れる作業を手伝っていましたよ。イタリアンを植えた田んぼに寝っ転がると、気分はすっかりハイジ(。-_-。)ポッ
懐かしい思い出です。それにしても、北海道の牧場の風物詩でもあるサイロが、必要なくなっているのですね。何だか効率だけよくなって・・・うれしいような寂しいような・・・

投稿: momo | 2005/08/12 11:56:39

このトラクターフンころがしみたいに見えるのは、私だけでしょうか(^-^;)
牛が食べていた干し草は、発酵していたのもとは、初めて知りました。勉強になりますm(_ _)m

投稿: shimashimanzu | 2005/08/12 15:57:21

>momoさん
わー、子供の頃牛を飼っていた...だなんて。
なんともいい響きですねー。ほんとだ、まるでハイジじゃないですか。やっぱ口笛を吹いたりしてたのかな。(笑)
サイロがあるおうち、なんだか憧れます。(^^ゞ

>shimashimanzuさん
ふんころがし、確かに~~~。(笑)
あ、牧草を発酵させる理由は腐敗を防いで長持ちさせるのと、牛の食欲を増大させるためのようです。もちろん放牧している牛は青草や干し草も食べてますよね・・・。(^^)

投稿: yama | 2005/08/13 1:02:53

管理者様へ。新しく書いたブログの内容を告知させて頂くサイトを立ち上げました。宜しければ、ブログ更新の際に是非当サイトをご活用下さい。尚、ご興味無いようであれば、お手数ですがコメント削除の程、宜しくお願い致します。

投稿: BC7管理人 | 2005/08/14 8:17:41

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