日本の夕陽百選と三百山

・三百山にて、空高く澄み切った秋の夕景・・・

「日本の夕陽百選は鷲羽山になってますが、ここですよね？」

　

いつものように三百山で夕陽の写真を撮っているとそんな質問を受けました。今までも何度かこの質問を受けたことがあるので、ここでも少し説明しておきましょう。
確かに日本の夕陽百選を見ると、倉敷市（鷲羽山）となっています。
しかし、掲載されている写真は三百山を少し下ったから場所から撮影されたもの。なのに、どうして夕陽百選が「三百山」ではなく「鷲羽山」かというと、次のような理由が考えられます。

１．三百山は、瀬戸内海国立公園の「鷲羽山連峰」の一部にあたるから。
鷲羽山連峰は東から鷲羽山(133m)、竜王山と続く山の総称でいちばん西の峰が三百山（135m)というわけです。（Google Map参照）

２．日本の夕陽百選が第1次選考で選んだ1999年当時、三百山という地名がほとんど知られていなかったから。
奇しくも僕がここへ最初に訪れたのも1999年でしたが、当時は地元（児島）の人に聞いても、逆に、どこそれ？と言われたものです。（笑）
いずれにせよ、鷲羽山や三百山が、日本で有数の夕景ポイントであることは間違いないはず。鷲羽山から瀬戸大橋越しに見る夕陽もきれいなのですが、やっぱり僕のイチおしは三百山ですかね・・・。
もちろん、これからシーズンを迎える王子が岳のダイナミックな夕景も大好きなのは言うまでもありません。（笑）

では、本日の三百山夕景ショーの続きをご覧ください。

・ゆったりとした航跡のカーブを描く自動車運搬船

・うろこ雲と夕陽

・島々の向こうに夕陽が沈む

・ブルーとオレンジの空が美しい

・赤く染まった残照

きょうも約30名の方々は、瀬戸内の海と空と島々が織り成す秋の夕景を堪能して帰られました。
最近は三百山に実にたくさんの方が訪れてくださりうれしい悲鳴！？ですが、これからももっともっと「夕陽のまち、児島」をPRしていきたいですね！