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2008年6月30日

ダブルレインボーを見た日

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「雨上がりのダブルレインボー」 2008.6.22 児島にて

先週の日曜日夕方のこと。
にわかに二重の虹が東の空に浮かんだ・・・。

 
朝から降り続いていた雨が止み、にわかに眩しい光が差し込んだかと思えば、次の瞬間、鮮やかな虹が東の空に架かった。しかも肉眼でもはっきりとわかる二重の虹(ダブルレインボー)。

残念ながら5分もたたない間に虹の欠片だけを残して消えてしまったけれど、予期せず虹が見れるのもこの時期ならではの楽しみ。
そろそろ梅雨も後半。雨降りでもカメラの準備だけは忘れずに、時々きまぐれな空を眺めていたい。

【関連記事】
虹の写真(2007.8.14)
 

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2008年6月28日

散歩道のチョウ

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「キアゲハとアザミ」 2008.6.28 自宅近所にて

梅雨のどんよりした空。
午前中、自宅の近所を散歩中に出会った蝶など・・・

 
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・ベニシジミ
 
 
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・ジャノメチョウ
 
 
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・ムラサキシジミ

ムラサキシジミの開翅が見たかったのですが、雨が降り出し、コナラの下草の上でずっと翅を閉じたまま。梅雨空の下では、まぁこんなもんです。(苦笑)

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2008年6月23日

ヒメボタル 幻想の森

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「地上に輝く星たち」 2008.6.22 EOS20D+EF50mm F1.4USM

森に潜む妖精、ヒメボタル
金色に輝きながら飛び交う様子はまるで銀河のよう・・

 
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ホタルロード

先々週末から4回ほど偵察していた近場のヒメボタル(金ボタル)。
今週前半がピークと判断して、昨夜は雨も上がったので、地元のホタル好きのお二方を誘い深夜からヒメボタル観察に行ってきました。森の周りどこを見てもヒメボタル・・・の光景はとても幻想的でした。

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2008年6月22日

ヒロオビミドリシジミ 開翅

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「ヒロオビミドリシジミ」 2008.6.15 新見市にて

梅雨の時期、年に1回だけ姿を見せるゼフィルス。
中でも特に美しい翅の輝きを見せるミドリシジミの仲間。
今回は、ヒロオビミドリシジミ(オス)の開翅↓を・・・

 
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「ヒロオビミドリシジミ 開翅」(※クリックで800×533ピクセル)

ナラガシワの林の下にいたヒロオビミドリシジミのオス。
どうやらまだ羽化したての個体のようだ。
エメラルドグリーン、コバルトブルー、ターコイズブルー ・・・
僕が知る、色を表すありふれた単語ではとても表現できない深い色・・・。
もちろん、太陽の光の当たり方や見る角度によっても見え方が変化する。

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梅雨のどんよりとした曇り空の下で、小さなヒロオビミドリシジミが見せてくれた美しい翅の輝きに、しばし時間を忘れて見入ってしまいました。
 

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2008年6月21日

ウスイロヒョウモンモドキ

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「ウスイロヒョウモンモドキ」 2008.6.14 新見市にて

里山の人々と共存する蝶、ウスイロヒョウモンモドキ。

 
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草原に舞う小さな蝶、ウスイロヒョウモンモドキ。
体長20-25mmで翅を広げるとモンシロチョウとほぼ同じ大きさ。かつて阿哲台地が中国大陸や朝鮮半島と陸続きであったことの証しとされる北方系の地味なチョウですが、実は、近年(1980年代以降)、このウスイロヒョウモンモドキは急速に減少の一途を辿っています。
現在のところ、ウスイロヒョウモンモドキは兵庫、岡山、鳥取、島根のごく限られた地域にわずかに生息するのみとなっていて、2000年の環境省のレッドデータブックでも絶滅危惧種Ⅰ類に指定されています。わが岡山県でも、かつては約70ヶ所で生息が確認されていたにもかかわらず、現在では、新見市、新庄村、鏡野町のわずか3市町村5ヵ所のみになってしまいました。今は岡山県の絶滅危惧種に指定され、人々に保護されながらかろうじて生き残っているという状況です。 
 
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では、なぜウスイロヒョウモンモドキがこれほどまでに減少したのか?
それは、この蝶が暮らす環境がわれわれ人間の暮らしと密接に関わり合っているからです。
元々、ウスイロヒョウモンモドキの生息地は草丈が1m以下の葦(ススキ)の草原地帯や牧草地。
古来、里山では人々が雑木を切って炭を焼き、草刈りをして堆肥を作り田畑の肥料や牛馬の敷きわらとして利用する循環型生活を営んできました。しかし近年、過疎化や高齢化に伴う人手不足で放置される田畑が増え、今まで維持されてきた採草地や牧草地がどんどん減り、さらに農薬の大量散布などにより周辺の環境も悪化。その結果、ウスイロヒョウモンモドキの食草であるカノコソウやオミナエシも減少し、彼らが住める環境がなくなってきているのです。

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・カノコソウの花 
 
 
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・ヒメジョオンで吸蜜するウスイロヒョウモンモドキ
 
特に、現在ウスイロヒョウモンモドキの南限となっている新見市では、生息地が激減しており、危機的状況にあります。
そこで、2003年から倉敷芸術科学大学の河邊誠一郎教授らを中心に、地元の方々の協力によりウスイロヒョウモンモドキの生活環境を守るための活動が行われています。保護区を設け、採集禁止の看板を立て、地元の人々との共同作業によって秋に従来どおりの草刈りや、食草を移植するなど地道な活動が続いています。

「里山の人々と共存する蝶」 ウスイロヒョウモンモドキ。
先週はその勉強会・観察会に参加しましたが、人間の暮らし方の変化によって数を減らす蝶を見ながら少し寂しく複雑な心境になりました。
 
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【ウスイロヒョウモンモドキ 関連記事】 
ウスイロヒョウモンモドキ2009 (2009.6.9)
 

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2008年6月 8日

トノサマガエルの目線

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「田んぼの季節」 2008.6.8 自宅前にてμ720SWで撮影

きょうは、いい天気だげろ。
中国地方の梅雨入りはまだかなぁ・・・

 
きょうは朝からまずまずの天気でしたが、調べ物があったのとデスク周りの整理もしたかったので珍しく自宅で過ごしました。ちょっと勿体無いかと思いましたがおかげで仕事の疲れも抜けてのんびりできました。

昼食前、ふらっと近所を散歩。
水が入り、田植えが終わったばかりの自宅前の田んぼでは、トノサマガエルたちが気持ち良さそうに空を眺めていたので、μ720SWを使ってノーファインダー撮影。この水中コンデジも購入してもう2年が経ちましたが、いつも仕事用の鞄に入れて時折サブカメラとして活躍してもらっています。

見慣れた景色も、被写体(トノサマガエル)の目線で撮ると新鮮さを感じますね。来週、もし時間があれば田んぼのカブトエビも撮影してみたいな・・・。

【関連カテゴリ】 水中写真(一部μ720SWにて撮影)
 

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2008年6月 6日

児島由加のホタル状況

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「山間のホタル」 2008.6.4 倉敷市児島由加にて

児島由加のホタル。
山合いのホタルは今週末にピークを迎えそうです。

 
自宅近所のホタルの里、「蛍遊の水辺」。
今年のこの場所でのホタルの初見は5月20日。
僕も先月末から覗いていましたが、一昨日行ってみると風があるにもかかわらず、光の軌跡を描きながら、すでに川上の方までたくさんのホタルが乱舞していたので証拠写真だけ撮ってきました。今年はかなりの数のホタルが出ていると思います。

週末の夕べ、涼しい風に吹かれてホタルヒーリングはいかが・・・?

2009年の蛍遊の水辺由加のホタル祭りは、6月13日(土)17時~21時まで行われます。
 

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2008年6月 4日

麦秋の風景

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「麦秋」 2008.5.25 岡山市にて

黄金色に色付く岡山県南の麦畑。
本日は岡山の麦畑について少々解説してみましょうか・・・

 
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「麦秋」の時期を迎えた岡山市南部の麦畑。 
6月に入ると、梅雨入り前の晴れ間を縫っての収穫もそろそろ終盤に近づきます。
 
トップの写真は一見すると北海道の田園地帯。
奥に見えるのは灘崎町のファーマーズマーケット・サウスビレッジですが、麦畑とこの建物の組み合わせは、僕が以前、北海道にいる頃に時々撮影に行っていた美瑛町にある美馬牛小学校の三角屋根と小麦畑の風景にオーバーラップして懐かしく、数年前まではよくこの辺りの黄金色に色づいた麦畑の写真を撮り歩いたものです。
岡山市藤田から興除、灘崎町にかけての一帯は、元々干拓地のため起伏がなく、二毛作の稲の裏作として二条大麦(ビール麦)を中心とした大麦の生産が盛んに行われています。

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広大な麦畑 
 
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納屋のある風景
 
 
それで少し気になって、いったいどれくらい二条大麦の生産があるのか調べてみました。
平成19年度の農林水産統計によると、岡山県の二条大麦の生産は全国的に見ても作付面積で第5位(1,800ha)、収穫量で第4位(9,020t、1~3位は佐賀、栃木、福岡)と日本でも有数の大麦産地になっており、そのうち約7割がこの岡山市南部で生産されているようです。
藤田地区のある農家の方に聞くと、「1年おきに稲の裏作としてビール麦を植えている。以前はこの辺りでは小麦も植えていたが最近はほとんど見かけなくなった。」と話してくれました。

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こちらは六条大麦。
岡山県南部の藤田、興除、灘崎町の麦畑は大半が二条大麦ですが、1~2割はこの六条大麦の畑も見られます。 
 
  
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そして、こちらが二条大麦(ビール麦)
 
二条大麦と六条大麦の違いは、穂の条性の違いによるもので見分け方は簡単です。
穂を上から見た時に、平たく二方向に広がっているように見えるのが二条大麦、互生して六条に見えるのが六条大麦。記号で書くと二条大麦が∞、六条大麦が*と言ったらわかりやすいでしょうか。(笑)
(※実は、二条小麦も六条あり、そのうち四条が短く退化したような形になっています。下の写真をよく見ていただくと分かるかと思います。)
ついでに、二条大麦と六条大麦の用途の違いですが、二条大麦は別名ビール麦とも呼ばれ、ビールの原料として収穫後は農協を通じて大手ビール会社へ出荷されていきます。
六条大麦は、いわゆる古くからある食用大麦で、精白したものを米と一緒に炊いて麦飯として食べたり、麦茶や麦味噌の原材料になります。また、ご覧の通り、穂が色づくと二条大麦は明るいビール色になるのに対し、六条大麦は麦茶色になります。

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大麦の収穫から田植えの準備へ・・・。
例年この時期、岡山県南部の農家では、梅雨入りを前に一年を通じていちばん忙しいシーズンを迎えます。
 

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2008年6月 2日

初夏の夕焼け

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「初夏の夕焼け雲」 2008.5.31 大室海岸にて

茜色に染まる雲。
まるで空に打ち寄せる波のように・・・

 
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空の波と、海の波と・・・
 
 
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初夏の雨上がり。
綺麗に染まった夕焼け空にしばし時間が経つのも忘れて見入っていました。

そうそう本日、早くも、近畿、東海、関東甲信地方の梅雨入りが発表されましたね。九州北部や中国地方はまだみたいですが・・・?

2008年06月02日 | | コメント (10) | トラックバック (0)