キマダラルリツバメに逢いたくて
キマダラルリツバメ(通称キマルリ)。
日本の蝶の中で唯一4本の尾状突起をもつ蝶で、アリと共生するという不思議な生態でも有名。卵から孵化した幼虫は、松や桜の古木に住むハリブトシリアゲアリの巣に入り、蛹になるまでアリに口移しで養分を与えてもらい成長すると言われています。
今回、ヒサマツミドリシジミを撮影後、この蝶が生息するという場所に向かったのですが途中で大雨に降られ、なかなか現れてくれませんでした。それでも何とか粘っていると、ようやく、目にも留まらぬスピードで飛びまわってはテリを張るキマルリたちに逢うことができました。
閉翅で草に止まったオス。
4本の尾状突起にピントを合わせて。
高い位置でテリを張るキマルリ。
今回、やや擦れた個体が多かったのですが、何とか尾状突起が4本揃った個体も見ることができてひとまず満足。次回はキマルリブルーと呼ばれる新鮮な表翅を見てみたいですね。
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コメント
先日は大変お世話になりありがとうございましたm(__)m
昨年のゼフツアーでキマルリの話を聞き、
しっぽが4本、しっぽが4本・・・呪文のように唱えていたのを覚えています(笑)
アリと共生するというのも驚きです!
ヒサマツさんや他にも初見の蝶に出会えてとても楽しい休日を過ごせました(^^)
続きの写真も楽しみにしています♪
投稿: ようこ | 2011/07/19 21:36:28
>ようこさん
お久しぶりのコメント、ありがとうございます。
てか、僕も久しぶりのレスですね。(^_^;)
昨年はブヨに噛まれて大変でしたが今年は無事に、しかもヒサマツにもキマルリにも会えてよかったです。案内いただいた方々にも感謝です。あ、続きの写真、スナップばかりですがアップしました。(汗)
投稿: yama | 2011/07/20 18:28:38