ユリカモメ
2010年03月18日 | 固定リンク | トラックバック (0)
久しぶりのヤマガラ山。
【過去のヤマガラ山関連記事】
・ヤマガラの飛行を撮りたい(2007.1.3)
・野鳥たちの楽園へ(2006.1.16)
・ゴジュウカラの秘密(2006.1.17)
・ヤマガラはカメラ好き(2006.1.19)
・雪のサンクチュアリ(2005.1.16)
今回はスタッドレスとノーマルタイヤ各1台の計2台で途中まで登り、路面に雪が目立ち始めた7合目あたりでノーマル車の方々は山猫さんのスタッドレス車に乗り換えてもらって山頂へ。現地に着くまでは年末に降った雪が心配で、途中で車を捨て登った2006年の雪中行軍が一瞬脳裏をよぎったけれど、今年の積雪は山頂付近でも10-15cm程度で路上もある程度圧雪されていたため、難なく山頂下の駐車場へたどり着くことができた。
まずはヤマガラたちのスナップから・・・。
今回のキュートな手タレはmayuちゃんでした。
続いて、3年ぶりに魚眼レンズを使ってヤマガラの飛翔写真にもチャレンジ。しかしながら成果は前回とあまり変わらず・・・。(苦笑)
ちょっと時間が短めで消化不良だったけれど、山登り前に食べたうどんの程よい満腹感と睡魔で集中力が持続できないため、このまま続けていても結果は同じようなものだっただろう。
今回は、どんな感じで撮っているかがわかるように、前に置いた三脚とひまわりの種もあえて構図の中に入れてみた。撮影方法は前回と同じく置きピンで三脚のやや向こう側に合わせ、餌に向けて飛んでくるヤマガラを少し離れた位置からレリーズ撮影。いわゆる一か八かのシャッターチャンスに、多少の動体視力と反射神経・・・というやつ。(笑)
最後にもう一枚。
ややピントが甘いけど・・・。(汗)
本当はこんな感じでもっと羽がきれいに広がったのが撮りたかった。
というわけで、僕の写真は以上でおしまい。(笑)
物足りない方はご一緒したmosyupaさん、ようこさん、フクセンさん、おとぼけむすめさん、山猫さんのサイトで臨場感たっぷりの写真をご覧ください・・・。
2010年01月04日 | 固定リンク | コメント (18) | トラックバック (4)
今年も総社市美袋で行われた第6回タンチョウ祭り。
オープニングでは、4羽プラス2羽で編隊飛行のはずが、飛び立ってすぐに、4羽が高梁川の中洲に降りてしまい、結局2羽のみの大変寂しい飛行になりました。
さらに、今年は日程変更で背景もパッとしませんでした。
昨年は11月末で、紅葉をバックに飛ぶタンチョウが見事だったのですが・・・。
【関連記事】
・岡山のタンチョウ(2008.12.6)
・タンチョウ飛翔~紅葉の中を~(2008.11.30)
2009年09月27日 | 固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)
コハクチョウの撮影を終え、昨年同様、山陰路を出雲市へ向かってさらに西へ進む。途中、道の駅・湯の川で昼食をとり、宍道湖グリーンパークで休憩。
ここでは、残念ながら風が強くて、ツクシガモやノスリくらいしか見ることができなかった。ところがこの冬は近くにオジロワシがやって来ているらしい。オジロワシは冬の知床や網走では当たり前のように見ることができるけど、山陰で越冬するオジロワシも見てみたかったな・・・。
野鳥の見える窓
野鳥観察用のフィールドスコープ
宍道湖グリーンパークでは、館内を見学したり、野鳥写真を見たりして体も暖まったのでマガンを探す。昨年見つけた周辺に車を走らせていると鳥屋さんが車を停めていた。その視線の先を見るとチョウゲンボウ。これまた昨年と同じパターン。(笑)
せっかくなので、われわれも車を停めてしばし観察・・・。
勢いよく飛び立つチョウゲンボウ(トリミング)
おっ、何かを捉えたみたいだ!
あの尻尾はどうやら野ネズミかな・・・
さて、最後に出雲市のマガン。
大半が曇り空でまともな写真は撮れなかったけど、スナップを少々。
雪の田んぼで休むマガンの群れ
元気に空高く舞い上がったと思えば
また近くの田んぼに舞い降りる
競馬で言うとハナ、頭、クビ、ハナの差といったところか・・・(笑)
一斉に飛び立つマガン
また少し離れた雪の田んぼに降り立つ
最後はわずかに西日が差して・・・
というわけで、今年も山陰冬鳥観察ツアーはこれにて終了。寒い中でしたが雪の中でコハクチョウをはじめ、いろいろな野鳥たちに出会えて良かったです。
長時間運転の山猫さん、大変お疲れ様でした。そうそう、他のメンバーお二方は、帰る途中もいろいろ撮られていたのでまた定期的にサイトを覗いてみてください。(笑)
【マガンの関連記事】
・出雲市のマガン(2008.1.14)
2009年01月21日 | 固定リンク | コメント (7) | トラックバック (1)
先週後半は出張で大阪、東京、さらに急遽予定が変更になり休日返上で茨城県まで行っていたため、更新が大幅に遅れてしまいました。m(__)m
さて、前回の続き。
まずは田んぼで走り回る子供たちのスナップ。
コハクチョウも元気だけど、雪国の子供たちも負けちゃいない。(笑)
激しく降る雪
雪の中、畦道を行く兄弟
楽しげな子供たちの表情が微笑ましい
そうこうするうち、変わりやすい山陰の空も雪から晴れへと・・・。
激しく降る雪も
雲が切れて明るくなり
飛び立つコハクチョウたちを美しく輝かせる
光を浴びたコハクチョウがの白い羽が眩しい
白銀に輝く山とコハクチョウ
雪が止んで
優雅に空を舞うコハクチョウ
わずかな青空に向かって・・・
また、君たちに逢いに来るよ・・・
今回のコハクチョウはこれでおしまいですが、
寒いのも、時間が経つのも忘れて楽しかったなぁ・・・。
次回は残りをまとめてアップします。
2009年01月19日 | 固定リンク | コメント (7) | トラックバック (1)
毎年恒例の新年撮影ツアー。
実は昨年も山陰へコハクチョウとマガンを撮影に行き、暖かくいいお天気でとても楽しかったのですが、欲を言えば、雪がなくてちょっぴり寂しい思いをしました。それで、「来年はぜひ雪とコハクチョウを撮ってみたいな・・・」と考えていました。
ところが、今年の正月休みも期待していた雪がなく、これはしばらくお預けかな・・・と思っていたら、週末になって寒波襲来の予報!
ちょうどその日、山猫さんから、「行くなら11日だけど、どーする?」とお誘いが来たので、メールですぐに連絡がとれる近所の写真仲間(mosyupaさん、ようこさん)に声を掛け、急遽「雪とコハクチョウを見に行こう同好会(仮)」が結成されたのでありました。(笑)
児島ICを出発、途中、中国道から北は期待通りの雪景色で、晴れたり、雪が舞ったり・・・。
湯原ICから先はチェーン(冬タイヤ)規制、残念ながら大山の雄姿は見ることができませんでしたが、現地に着くと道路や田んぼには十分雪があり昨年同様、冬の使者コハクチョウたちの元気な鳴き声がお出迎え。
この日、ここ安来エリアの田んぼには、シベリアや中国北東部から渡ってきた約300羽ほどのコハクチョウが雪の中、時折餌をついばんでいました。
以下、今回撮影した雪のコハクチョウ。(写真はクリックで800ピクセル)
似たり寄ったりの写真ですがご勘弁を・・・。m(__)m
田んぼから競い合うように一斉に飛び立つコハクチョウ
雪が積もった屋根の上を・・・
親子で飛行練習中なのかな?
コハクチョウ 正面から
コハクチョウ 横から(編隊飛行)
しんしんと降る雪の中を
ふわりと、優雅に舞う
力強い羽ばたき、どんどん激しくなる雪
そして、視界が利かないくらいに・・・(笑)
ちょい流し1
ちょい流し2
ちょい流し3
青空が見え始めて・・・
・・・次回ももう少し続きます。
【関連記事:昨年のコハクチョウ】
・安来市のコハクチョウ(2008.1.10)
・コハクチョウ 飛翔編(2008.1.12)
2009年01月13日 | 固定リンク | コメント (16) | トラックバック (4)
前回のタンチョウ飛翔~紅葉の中を~で紹介した高梁川のタンチョウ。
現在、環境省のレッドデータブックで「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されているタンチョウ。岡山県には、和気町の岡山県自然保護センター、岡山市の後楽園、総社市のきびじつるの里、美袋(みなぎ)つるの里 槻で、60羽を超えるタンチョウが「飼育」されている。そのうち、ここ総社市美袋の槻地区では十数年前から野外行動調査が行われていることは、以前から何度か紹介してきた。
総社市美袋(みなぎ)槻大橋から広角レンズにて撮影
(常にこのようにタンチョウが放されているわけではありません)
この野外行動調査に対して、タンチョウは元々この地にいた鳥ではないため移入種という見方から反対の意見もある。
ところが、過去には渡り鳥として18世紀半ばまで岡山(備前の国)に渡ってきていたという記録が残っており、19世紀ごろの井原市の書物にも現在の小田川の支流にタンチョウが飛来していた姿が描かれているという。また最近では昭和48(1973)年12月に岡山市内の沼地に1羽のタンチョウが飛来、次いで昭和62年と平成6年にも同様に岡山市で飛来が確認され話題になった事実もある。
なので「タンチョウは渡り鳥」という見方をすれば、長い歴史の中でこの高梁川にいたとしても別に不思議はない。
種の保存のための(北海道とは)別場所での飼育はどうかと思うが、タンチョウの行動や適応能力を観察し自然環境を維持しようとする活動は悪くはない。もう少し様子を見てはどうだろうか。
さて今回はそんな美袋のタンチョウたちの高梁川での行動をスナップで。
高梁川とタンチョウたち
色づく葦の向こうに・・・
毛づくろい中
餌を探すタンチョウ
逆光の中で・・・
何か見つけたのかな?
まるで白鳥のように水浴びをするタンチョウ
水面を駆けたり
枯葉を嘴で投げたりと、
遊びの行動も・・・
水飛沫を立ててジャンプ
以下、前回の続き、飛翔写真も少々・・・。
仲良く空へ・・・
羽をいっぱいに広げて・・・
青空を優雅に舞う
気持ち良さそうなタンチョウたち・・・でした。
(おまけ)
雪の中のタンチョウ 総社市美袋にて(2005.1.3撮影)
2008年12月06日 | 固定リンク | コメント (8) | トラックバック (0)
下津井漁港にウミネコやセグロカモメが群れ飛ぶ季節がやってきました。
ウミネコとカモメの違い(見分け方)は、確か以前も一度紹介しましたが、今回はもう少しわかりやすく特徴がわかる同じような写真で見てみたいと思います。とはいえ、分類上はウミネコもカモメもともにチドリ目カモメ科なので全く別種の鳥というわけではありません。
見分け方として、僕は主に「嘴」と「足」と「羽」で区別するようにしています。
■ウミネコ
嘴は黄色で先端部が黒、最先端部に赤斑がある。
足は黄色。尾羽に黒い帯がある。(これはウミネコだけに見られる特徴)
その他の特徴・・・光彩は黄色でその周りに赤いアイリングがある。
精悍な顔つき。ミャーミャーと甲高い声で鳴く。
■セグロカモメ
嘴は黄色で、下嘴の先端に赤斑がある。
足は薄いピンク色。翼の上部の羽はグレー。
■ホイグリン系カモメ?タダカモメ?
嘴は黄色で先端に赤斑がある。
足は黄色っぽい。→セグロカモメと違う点
下津井付近でもごく稀に見ることができる。
追記:ホイグリンカモメの特徴を持つカモメの仲間(交雑種)?
カモメ(タダカモメ)?(by ジョンさん)
■ユリカモメ
嘴は赤色、頭部の目の後ろに黒色斑がある。
足はきれいなピンク色。小型のカモメ。
ウミネコやカモメの仲間は時期によって換羽があったり、幼鳥が混じったりするので必ずしも上記の違いがハッキリせず同定が難しい場合もあります。(以下参考写真)
・参考写真1 換羽中の顔黒ユリカモメ(笑) 2007.4撮影
・参考写真2 セグロカモメ(第2回冬羽)
というわけで、今回は瀬戸内海沿岸部で見られる主なカモメの特徴と見分け方を紹介してみましたが、身近なカモメウォッチングの少しでも参考になれば幸いです。
2008年11月08日 | 固定リンク | コメント (13) | トラックバック (1)
安来でコハクチョウの飛翔を満足いくまで撮影した後は、国の天然記念物にも指定されている冬鳥、マガンを見たくて出雲市へ。
道中でタゲリの群れや、ノスリ、チョウゲンボウには出会えたけれど、マガンの姿は見えず。仕方なく河口で休むコハクチョウを撮影。
しばし移動しながら遠くの田んぼを見ていると集団で飛び立つ大きめの黒い影が・・・。ようやくマガンの群れが見つかった。
マガンはほとんどうつむいて、田んぼの収穫後の残り籾をしきりに食べて冬を越します。
時々、田んぼから一斉に飛び立ち移動。
嘴と足のオレンジがよく目立つ。
着地前のマガン
この付近だけでも約1,000羽のマガンがいて、飛び立つと空が真っ黒になります。(笑)
力強く羽をはばたかせて
時には、綺麗に隊列を組んで空を飛び回ります。
また時には、こんなふうにお荷物を落とすヤツも・・・。(笑)
日暮れが近づく空へ向かって・・・。
というわけで、ここでもたくさんのマガンの群れを観察し、楽しかった山陰冬鳥紀行もいよいよフィナーレ。帰りの高速からは西日に映える大山の雄姿がとても綺麗でした。
淡いピンク色に染まる伯耆富士・大山
うっすらと残照を浴びる大山南壁。
また、来シーズンもぜひ山陰の冬鳥たちに逢いに行きたいです。
今年の新年オフは、山猫さん夫妻、カコさん、時さんと一緒に安来へコハクチョウの観察、撮影に行ってきました。途中、カコさんに大砲を使わせていただいたりして、久しぶりにたくさん撮ったのですが、まずは水を張った田んぼから飛び立ち、着水するコハクチョウたちを・・・。
鳴き声で合図しあいながら猛スピードで水面を駆け抜け、
ふわりと浮いて
力強く飛び立ちます。
後ろから見るとこんな感じ。(笑)
お次は着水の図。
羽で風を受けて着水、足でブレーキをかけて
バランスをとりながら、水面を滑るように・・・。
この日は、田んぼの一部に氷は張っていたくらいで、雪がほとんどなかったのが残念でしたが、気のおけない仲間と快晴に恵まれ絶好の撮影日和になりました。
ま、正月ボケと久々の鳥撮影で夢中になりすぎて思わぬアクシデントがあったり、仕事始めでバタバタしていてアップが遅くなりましたが・・・。
次回は、コハクチョウの飛翔編など・・・。(^_^;)
2008年01月10日 | 固定リンク | コメント (13) | トラックバック (3)
今週半ばから、風邪っぽくて頭がボーっとして咳が直りません。
みなさんも十分お気をつけ下さい・・・。
2007年01月20日 | 固定リンク | コメント (20) | トラックバック (0)
西日を浴びるウミネコ、瀬戸大橋をバックに・・・。
きょうの夕方はあまりにも天気が良過ぎたので、夢民谷さんと日没前まで少し離れた場所でウミネコやカモメたちと戯れていました。
しばらくして夢民谷さんがひと足先に三百山へ。
僕の方はしばらく残ってスナップ撮影。(笑)
海岸で島影に夕日が隠れてしまったので、車を走らせ山の中腹辺りへ。上に登るとちょうど島のたわんだ所に夕日が沈むところでした。
茜色の空、通り過ぎる自動車運搬船。
その後、残照を撮るためかなり遅れて三百山へ。(笑)
三百山にて、六口島方面。
夕映えの空、大室港にも明かりが灯り始める。
眩しいほどに輝く残照のグラデーション。
左上にうっすらと宵の明星(金星)が輝きはじめる・・・。
三脚を立てて金星と空を四代目さんと雑談しながら撮影。
露出時間が長いので少し流れていますがご愛嬌。(笑)
きょうは風もなく穏やかで、お天気もよかったので久しぶりにたくさんの方がお見えでした。明日の朝もいい天気になりそうですね・・・。
【三百山の地図】
国民年金保養センター「しもつい」(倉敷市下津井1482-25)の
すぐ目の前です。
2007年01月14日 | 固定リンク | コメント (24) | トラックバック (3)
毎年恒例の新年会。
今年もまたヤマガラたちのサンクチュアリへ・・・。
今回は年末にたまたま会ったメンバー(夢民谷さん、mosyupaさん、山猫さん)で雑談中に、ふいに「新年会したいねぇー」ということになり、結果的にご近所の写真仲間(野郎?)だけの集まりになりました。行き先はこの時期はやっぱりヤマガラ山?みたいな話で即決となりました。(^_^;)
昨年のヤマガラ山は大雪で途中で車を捨て、雪中登山の強行軍だったのですが、今年は、昨年末に降った雪も完全に解けててスイスイと・・・。暖冬のせいで道中も全く雪がなくちょっと拍子抜けって感じでした。(苦笑)
もちろん、雪のない林のヤマガラたちや・・・
ちょっとキツイ顔のゴジュウカラや・・・
今年で三度目なのと雪がないのとで、少しモノ足りず・・・
ヤマガラの「羽ばたき」と以前から撮りたかった「飛行シーン」にチャレンジ。
さらに、今回は半ば仲間にのせられて魚眼レンズでのマクロに一か八かの無謀な賭け。(汗)
僕も、高速で飛ぶ鳥を間近で撮るのは初めて。
いくら人懐っこいヤマガラでも人間の顔とカメラが至近距離にあっては、なかなか近寄ってもらえない。警戒心をとるため、山猫さんに三脚を借り、その雲台の上に餌を置いて、僕の三脚とレリーズを付けた20Dをその手前にセット。そしてカメラから離れた位置でレリーズ片手にピントも露出も全てマニュアルで連写なしの一発勝負!
こりゃ動体視力と反射神経、そしてカンだけが頼りか??(笑)
最初は何とか集中してシャッターチャンスはバッチリなのだが、ピント位置を外しまくり。(-_-;)
参考までにこんな写真。(クリックしても大きくなりませんよ・笑)
いろいろと試行錯誤を繰り返し、トータル15カットほど撮ってようやく雲台に留まった瞬間のヤマガラの羽ばたき撮影に成功。
・EOS20D+Tokina AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm
お次は、飛行シーンの撮影。
でも、考えてみればどれだけ確率の低いことをやっているかわかる。
ヤマガラの飛行速度はどれくらいなのかわからないが、仮にスズメ並の時速40kmとすると、1秒間で11.11mも移動する計算になる。0.1秒でも1m移動する相手にどうやって置きピン適正位置でシャッターを切るのか・・・?しかも天気が曇りで露出は開放。(泣)
10カットほど狙ったところで、ヤマガラがあまり寄ってこなくなり、だんだんと集中力も尽きてくる・・・。半ばあきらめかけたところで一か八か少し遠めに置きピンして、なんとか飛んでくるヤマガラの飛行シーン撮影にも成功!
・EOS20D+Tokina AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm
構図としてはあまり満足できるものではないけれど、ホッと一息。
次回はぜひ、もっと華麗に空を舞う瞬間をものにしたいなぁ・・・。
それまでに、さらに動体視力と反射神経を鍛えなければ・・・。(汗)
でも新年早々また目標ができてよかったのかも・・・?(笑)
この後、疲れを癒すために温泉に入って帰宅。
山猫さんはじめ参加のみなさん、お疲れ様でした・・・。m(_ _)m
2007年01月03日 | 固定リンク | コメント (22) | トラックバック (1)
よって、気合いを入れて部屋の片付けなどを少々。(笑)
でも、これがなかなかはかどりませぬ・・・。
また例年通り、年末にバタバタ掃除になりそうです。(汗)
2006年12月09日 | 固定リンク | コメント (10) | トラックバック (0)
海辺を散歩中に見た黒い大集団。
羽の色や飛び方からウミネコやカモメとは違う。
もしかして、タカの渡りなのか・・・?
望遠レンズで見ると、ざっと数えても数百羽はいる。
こんな大集団を見るのは初めて。
船の大きさと比べると、群れのスケールがわかるだろうか?
海と陸の林の間を行ったり来たり・・・。
さらに高度を変えて、一斉に水面ギリギリのところまで・・・。
ここまで来ると上層の魚たちにとっては脅威だろう。
岩場を少し歩いて寄れるところまで行ってみた。
よく見ると、タカより一まわりは小さい・・・。
(※クリックで横800ビクセル)
拡大してみると・・・・・もしかして・・・・・
これは、どうやら、ヒヨドリ!!
でもヒヨドリがこんな数百羽の群れを組んで海の上を飛ぶなんて・・・。それにしても、実に不思議な光景でした。
2006年10月21日 | 固定リンク | コメント (10) | トラックバック (1)
そう、ここへやってきたのはお腹が空いたから・・・。アマサギは田おこしの後の田んぼにやってきては、カエルやトカゲなどの獲物を探します。
トカゲかな?しっかり嘴でとらえています。かわいそう・・・と思われるかもしれませんが、彼らにとって生きるためには当たり前の弱肉強食の世界。
しばらくここで食餌を続けていたアマサギ。どうやら満腹になったのか羽をなびかせ飛び去って行きました・・・。
ってことで久々の4コマ写真でした。(^^ゞ
そうそう、この写真は先日菜園の準備をしている最中に撮ったものですが、僕の場合、こーいうことをしてるからなかなか畑仕事もはかどりません。(笑)
さて、みなさんはGWいかがお過ごしですか~?
2006年04月30日 | 固定リンク | コメント (10) | トラックバック (0)
3月11日(土)AM5:35。
目覚めると「ボーッ、ボーッ」という霧笛が聞こえてきた。
春先の瀬戸内は例年、濃霧の日が何日かあって、こんな朝は窓を開けなくても霧が出てることがわかる。
この日は、加藤さん、わいさんに誘われ、日の出から撮影にお付き合いする予定だったので待合せ場所へ。
当然、海は霧に覆われ、何も見えず・・・。(苦笑)
日の出をあきらめ、下津井へ移動し祇園神社の梅の様子を見て港へ。濃霧がすごくて空を舞うアオサギやウミネコ、カモメも霞んでる・・・。(; ̄。 ̄;
霧の中を飛ぶ姿もなかなか面白いなと思って、少しばかり海鳥たちを追ってみましたが、こんな程度しか・・・。(汗)
その後も霧は晴れず、ほどほどで解散。後でニュースを見ると、この日は瀬戸大橋が開通以来初めての霧による通行止めになるほど記録的な濃霧だったようですよ。
2006年03月12日 | 固定リンク | コメント (10) | トラックバック (2)
川面で優雅に泳ぐコハクチョウ。
先月16日、岡山県美作市巨勢の吉野川に初めて飛来した6羽のコハクチョウたち。18日には同じ個体が真庭市栗原の備中川で確認されて話題になりました。
本来、コハクチョウの南限は鳥取県米子市周辺とされているので、岡山県内でコハクチョウが見られるのは極めて珍しいケース。どうやら、この冬の日本海側の大雪が影響して餌不足になり、仕方なく南へ渡ってきたようです。
先日、ネット仲間のmomoさんにお知らせいただき、先週24日に撮影したコハクチョウたちの写真を少々・・・。
今回はたまたま仕事帰りにこの場所を通ったので運良く撮れましたが、時間もなく、お恥ずかしいことにスナップ証拠写真程度。(笑)
残念ながら飛行シーンの写真はありません。実はちょうどこの場所に着いた瞬間に、3羽だけが水面を飛び立つシーンがあったのですが、たった1度きりであとは毛づくろいやら水草を採ったりして飛行シーンはありませんでした。
少し春めいてきたので、もう、そろそろ暖かい南風でも吹けば北帰行ということになると思いますが・・・。でも、コハクチョウたちはこの中州がとても気に入っているご様子。よかったらまた来年の冬もぜひ晴れの国おかやまへいらしてくださいな・・・。(^_-)-☆
2006年02月27日 | 固定リンク | コメント (11) | トラックバック (1)
昨日のヤマガラたちとともに、今回よくなついてくれたのがこのゴジュウカラ。一見、ちょっとキツめの顔をしているけれど、このゴジュウカラ、実はとってもユニークな鳥。
まず、上の写真。
ゴジュウカラは日本に生息する野鳥の仲間で唯一、頭を下にして木を下りることのできる鳥。今回も何度となくその芸を披露してくれました。ゴジュウカラに会ったら、やっぱりこのシーンは押さえないと・・・ね。(笑)
続いては、ゴジュウカラの餌隠し。
ご覧のように皮を剥いだヒマワリの種を器用に嘴にくわえて・・・
松の木の皮の間にこっそり隠しています。(笑)
「ねぇー、ゴジュウカラ君、ちゃんと場所を覚えてる?あとで見つからなくても知らないよ~。」
でも、心配ご無用!ゴジュウカラはしっかり隠した場所を覚えていて、後でゆっくり味わって食べるとか。ちゃっかりものですね!
「どんなもんだい?ボクのこと見直した?」
そんな風にアピールしているようにも見えますね。
さすがゴジュウカラ(五十雀)。名前の由来が「1羽で雀50羽の価値がある」から、というだけあります!(笑)
まー、一説には単にその鳴き声「フィーッ、フィーッ」が「フィフティー(fifity=50)」に聞こえるから・・・という説もあるんですが・・・。(笑)
2006年01月17日 | 固定リンク | コメント (14) | トラックバック (1)
1年ぶりに、「野鳥たちの楽園」、雪のサンクチュアリへ行ってきました。ただし今回は、現地に着くまでに少し大変でした。
全国的な大雪はここ(四国)も例外ではなく、山猫さんのNewスタッドレスを履いた4WDパジェロでも途中までが限界。道路で積雪30-40cm、倒木や落石が至るところにあり、おまけに大雪と前日の雨の影響で溶けた雪もアイスバーンに・・・。
ある程度予想はしていたのですが、途中で車を降り、登山道の急斜面を登ったり、雪道ラッセルをしたりで、ようやくたどり着きました。
約1年ぶりのヤマガラたちとの再会、楽しかったです。(^_-)-☆
続きはまたアップします。
ある晴れた冬の日の昼下がり・・・。
「よーし、ウマそうなメバルを捕まえたぜ~!
下津井産のこのサイズだとマルナカで1,000円は下らないな。(←超ローカル・笑) ウシシ・・・。」
「おっと、まだ暴れてるぜ、こんなときは頭を地面にぶちつけて・・・。」
「よし、おとなしくなったな・・・。
邪魔ものが来ないうちに、いただきまーす!」
(※ご存知のように、鳥は魚の鱗が食道に引っかからないように頭から丸呑みします)
「う、うめぇ~~~!メバルサイコ~~~!!」(☆▽☆)
ハクセキレイ:「ボ、ボクにもおすそ分け欲しかったよぅ。」
アオサギ:「やだねー。悔しかったら自分で獲ってみな・・・。」
以上、満足げなアオサギの食餌シーンでした。(笑)
2006年01月14日 | 固定リンク | コメント (13) | トラックバック (1)
・EOS20D+EF70-20mm F4L USM ISO400 1/500sec F11
先日もお伝えしたユリカモメの群れがねぐらへ帰るシーンの夕暮れ編です。ちょうど夕日が島影に隠れた直後で、雪雲がいい感じに染まってくれました。
きょうは、この写真に隠されたエピソードを・・・。
実は上の写真、港から飛び立つユリカモメの群れをずっと追従し続けて撮ったものですが、手前のコマの写真を見ていてあることに気づきました。下の写真は上のカモメたちが港を飛び立つ瞬間です。ちょっと見難くて申し訳ないのですが、よく見るとユリカモメの群れの中に、ん?1羽だけ違うのが混じってますー。(笑)
頭の形、嘴の形と色から見て、どうやらウミネコ君。
以前もやりましたが、もう一度ユリカモメとウミネコの違いを・・・。
あと個人的にまっすぐ飛ぶ姿を観察していて思うのですが、ユリカモメは赤い足を開脚気味に飛ぶのに対して、ウミネコは黄色い足を閉じて飛行していることが多い気がします。
はて、このウミネコ君、連鎖反応的に一緒に飛んでしまったのか?
それとも、ユリカモメの仲間に入るべくこっそり紛れ込んだのか?(笑)
たぶん住む環境が同じで群れをなす他の鳥(カモの仲間など)にもあることだと思うんですが、思わず、クスッ!って感じで微笑ましいシーンですね。(o^-^o)
そうそう、このウミネコ君、この後ちゃんとユリカモメたちと一緒に仲良くねぐらへ飛んでいきましたよ。(笑)
2006年01月10日 | 固定リンク | コメント (10) | トラックバック (0)
新年明けましておめでとうございます。
年末は仕事でバタバタしたり風邪を引いたりで、なかなかみなさんのところへお伺いできませんでした。m(_ _)m
思えば、昨年はこのブログに来ていただいたたくさんの方に支えられ、自分自身もまずまず充実した1年だったかな・・・と感謝しております。
さて、今年は少し自分に目標を課してもっと遠くへ飛べるように・・・ということで、2006年最初の写真をピックアップしてみました。
今年も引き続き、写真を通じて自然の不思議や感動を伝えられたら・・・と思っています。風景写真もやはり瞬間を大切にしたいなと・・・。どうぞ、よろしくご指導のほどお願いしますね。
最後になりましたが、2006年もみなさんにとって楽しく素敵な1年でありますように・・・。(^_-)-☆
2006年01月01日 | 固定リンク | コメント (18) | トラックバック (0)
瀬戸大橋の近く、下津井漁港では冬の海鳥たちがたくさん渡ってきてます。中でもこの時期いちばん多いのがウミネコ。
ウミネコの特徴は、嘴が黄色で先端付近が黒く口先は赤。足は黄色。特に飛行中の姿をよく見ると、尾羽に黒い部分があるのですぐに他のカモメと区別がつきます。
ユリカモメの特徴は今年の2月に撮影した「海鳥たち」の写真をご覧いただければわかると思います。嘴が赤、足もきれいな赤色をしています。
どう見ても、ユリカモメの方がかわいくて愛嬌がありますね。
2005年11月24日 | 固定リンク | コメント (12) | トラックバック (1)
まず自分で言うのもなんですが約1週間ぶりの更新ですね。<(^-^;
先週からバタバタ続きで少しお休みをいただいておりました。
ご心配いただいたみなさま、どうもありがとうございました。まだしばらく忙しいのですが、マイペースで更新できるときは頑張ってアップしていきますね。
さて、きょうは逆光写真について・・・。
「こんな写真が撮りたいな~。」と思っても、なかなか思うように撮れないものなんですが、このときばかりは、だいたい思い描いた写真が撮れました。
港で飛び立った瞬間のアオサギを逆光の中で潰さないように撮りたかったので、露出を固定して手持ちでずっと構えていました。最初はなかなか飛んでくれず、根比べ状態。(笑) しばらく我慢していると、それを見かねたアオサギがいい感じで飛んでくれたのでその瞬間を捉えることができました。
僕の写真をずっと見ていただいてる方はお分かりいただいてると思うのですが、ほとんどの風景写真は逆光で撮っています。写真の印象は、「光をどう扱うか」でずいぶん違ってきます。
空の青や、山の緑など本来の色の鮮やかさを表現するなら順光が基本ですが、逆光写真にはまた別の味わい、魅力があると思ってます。そういう意味では残照や夜景も、ある種逆光写真といえるのかもしれません。
また風景写真だけでなく、身近な花などの被写体も、花弁の透明感が出るし、夕日と組み合わせればロマンチックな写真になりますね。
・・・・・というわけで、最後に僕がいつも頭の中に思っているひと言。
「光に向かってその瞬間を撮れ!」
(追記)
このところ、みなさんのサイトへなかなかコメントを残せていませんが時間があるときに寄せていただきます。返信が少し遅れることが多いかと思いますがどうかお許しを・・・。m(_ _)m
2005年10月19日 | 固定リンク | コメント (19) | トラックバック (1)
前から、「海に降る雪」というのを撮ってみたかった。
といっても、岡山県南に雪が降るのはせいぜい年に数度・・・。
しかも、うまく休みの日に重なるのはめったにないから、半ばあきらめかけていた。
実を言うと、以前にも何度か挑戦し、昨日も浜で暗い海を背景に狙ってみたのだけれど、思ったように撮れなくて・・・。(T^T)
けれど、運良く、昨日のなごり雪に続いて、きょうも降ったり止んだりの雪。(^^)
で、午後からホームグランドの下津井で再挑戦・・・。(笑)
防波堤でカモメやアオサギを狙っていると、昨日と同じように雪雲が接近して雪が激しく降り始めた。
ここぞとばかりに、20Dで露出やシャッタースピードをいろいろ変えながら撮ってみる。そうこうするうち雪はピタリと止んで晴れ間が覗いてきた。
プレビューで確認すると後半の何枚かは雪の粒がきれいに写ってるようで一安心。(^○^;)
家に帰り、撮った写真を見ていて、はたと気がついた。
雪って白いから、当然、暗い背景がいるんだけど、「海に降る雪」をきれいに表現するには、もうひとつ条件が必要だったんです!
それは「日光」。
つまり、雪が降っていて、日が差し込んでいる時、これが「海に降る雪」を表現するために必要な条件。(のような気がします・笑)
ちなみに上の2枚目と3枚目で、その様子がわかると思います。
ま、そんなこと言っても、なかなかそういうタイミングってないんだけれど、もし僕と同じようにく「海に降る雪」を撮ってみたいと思ってる方がいたら参考にしてください。←っていないってば~~~。(笑)
2005年03月13日 | 固定リンク | コメント (6) | トラックバック (0)
先週の日曜日、日帰りで日本海まで行った帰りに、米子水鳥公園へ寄ってきました。
入場料は210円ですが、暖房の効いたログハウス風の館内で、椅子に座りながら観察できる移動式スコープもたくさん備えられてて、鳥好きの方なら一日いてもあきない場所だと思います。さらに僕のようなまるっきり鳥に詳しくない人間でも親切に解説してくれる職員の方がいるのでとっても助かります。<(^-^;
この公園では、現在まで187種もの野鳥が確認されていて、今回もカモの仲間を中心に、コハクチョウ、マガンをはじめいろんな野鳥を見ることができました。
ここはコハクチョウの南限地でもあるため、日没の頃、餌場から編隊を組んで戻ってくる様子を見たかったんですが、すでに北帰行が始まっていて、かなりコハクチョウがすでに遥かシベリアへ向けて5000kmの旅に出てしまったようです。(笑)
ちなみに今シーズンは1月中旬がピークで965羽、僕が行った2/27は224羽。この日も約40羽ほどが旅立ったとか・・・。
そういうわけで、コハクチョウをあきらめ、夕暮れ時に外へ出てオオバン(クイナ科)を狙ってみました。(上の写真)
この鳥、僕は初めて見たんですが、時折、ザップンと勢いよく潜って水草を食べている姿がとても印象的でした。
それに全体的に黒色で額からくちばしにかけての白がなかなかカッコいい~♪うーん、縁起のいい名前(大判?)とその姿、ファンになりそう。。。(笑)
左:コハクチョウは北帰行の準備中?
中:中国地方では珍しいツクシガモ
右:正面に見える大山
(追伸)
本日、プロフ写真[左上]を更新してみました。(^^ゞ
遠近法の視覚効果って素晴らしい!?(笑)
2005年03月06日 | 固定リンク | コメント (4) | トラックバック (1)
「梅にウグイス」
この言葉を聞けば、誰しも、早春、梅の花が咲き誇る枝にウグイスが止まって鳴いている姿を想像できるだろう。さらにもっと感性の豊かな人ならば、梅の花の香りや春ののどかな空気さえも感じ取れるかもしれない。
そろそろ、ウグイスの初鳴きが聞かれる季節だけど、その前に忘れちゃならないこの組み合わせ・・・。
「センダンにヒヨドリ」(笑)
ウグイスに比べると、大きくて地味で羽もボサボサ。見栄えもあまりよろしくないが、ヒヨドリがセンダンの実を食べる姿、僕は大好き。
冬から春へ、ついに野山の木の実も少なくなったこの時期に、民家近くのセンダンの丸い実を食べて必死に飢えをしのいでいる。甘党のヒヨドリにとって、センダンの実はきっとマズイはず。でも必死にこの実を食べて春を待っている姿、なんとも健気じゃないですか~!
こういう絵は、普通に撮るより、むしろ想像力をかきたてるシルエットが面白いですね。
・EF70-200mm F4L USM ISO800 1/500sec F8
2005年02月10日 | 固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)
昼前から、岡山ではタンチョウの里として有名な佐伯町へ。
幸い、仕事が早く終わったので、帰り道、自然保護センターでちょっと遅めの昼休憩。(笑)
ここ自然保護センターは、以前、環境指導者養成研修で1年間通ったこともある、僕にとっては馴染み深い場所。
お昼を食べて時間があったので、マッハとユリのいるセンター管理棟の方へ足を運んでみました。すると、「コー、カッカ、コー、カッカ」とちょうど「鳴き合い」の最中でした。
タンチョウのペアにとって、例年2月から3月にかけてが求愛のシーズン。「鳴き合い」というのは、「コー」というオスの声に、「カッカー」とメスが呼応するもの。
実は、旧千円札の裏に描かれていた2羽のタンチョウも、釧路の写真家 林田 恒夫氏が撮影した鳴き合いのシーンがモデルになっています。
では、ここで僕が十数年前に丹頂の家 佐藤さんから出された問題。
「その旧千円札の2羽のタンチョウ、どちらがオスか?」
答えは、首をより高く突き上げている方が(コーと鳴いている)オスだそうです。
う~ん、なるほどって感じでしょ?(笑)
それにしても新千円札からタンチョウが消えたのはやっぱり残念だなぁ・・・。(・_・、) なんて思いながら、マッハとユリに別れを告げてセンターを後にしました。
↑これは鳴き合いではありません。。。(笑)
さて、タンチョウといえば、昨朝(2/3)山陽新聞にこんな記事が・・・。
『タンチョウ9羽不明 総社で飛行訓練中 強風にあおられる』
「わー、正月に雪の中を飛んでくれた高梁川のタンチョウたちじゃない!だいじょうぶかな~~~?」( ̄ロ ̄;
しかし午後になると、
『タンチョウ保護 総社で訓練中に不明の9羽 30キロ南西の広島・神辺で保護』
というニュース。これでホッとひと安心!(^-^)
実際、こういうことは今までも何度かあったらしく、岡山のタンチョウ飼育の第一人者、井口 萬喜男さんの著書「タンチョウの里」
にも、平成6年4月に同じく飛行訓練で行方不明になった2羽のタンチョウ、ケンタとチヅルの2羽のエピソードが書かれてます。この時、ケンタは邑久町(現・瀬戸内市)の田んぼで発見され、もう1羽のチヅルはなかなか発見されなかった。そしてこのチヅルの無断外泊の結末はといえば・・・翌日になんと高梁川まで舞い戻ってくるという、まさに帰巣本能そのもの。
ただ今回は、野外調査中の亜成鳥と幼鳥、合計9羽もが行方不明ということで関係者の方々もずいぶん心配したことだろう。
通常、こういった緊急の場合には、周辺市町村やマスコミに捜査協力を要請し、発見次第情報が寄せられるしくみになっています。
それにしても、強風にあおられて30キロも流されるものなんだろうか・・・?
9羽の幼いタンチョウたちは、昨年7月から続いている高梁川中洲での飛行訓練で、空を飛ぶことにも慣れ、飛距離はどんどん伸びていたはず。
たいてい、こういう時、マスコミでは「行方不明」とか「逃避行」なんて言葉が使われるもの。
でも、もしかすると彼らにとっては、
「もう1人前に飛べるようになったんだよ!」とでも言いたげな、ちょっとワクワクドキドキの卒業旅行だったんじゃないのかな~?(^_-)-☆
2005年02月04日 | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (1)
海を渡って野鳥の楽園へお邪魔してきました。(^^)
今回は山猫さん主催の野鳥の楽園ツアー(参加者5名)。
途中までは晴れ間が見えてたのに、現地に近づくと雪。
5合目あたりから山肌や道が雪が覆われ、ついに7合目からは積雪20cm、轍もなくなり前人未踏状態!
いくら四駆のスタッドレスでも、果たしてたどり着けるのか~?
野鳥の楽園に行く前に、我々が楽園に行くのはヤだよぅ~!?(汗)
でも、雪道ラッセルで何とか無事たどり着きました。ε=( ̄。 ̄)ホッ
で、銀世界のそこはまさに野鳥のサンクチュアリ。
すぐに可愛いヤマガラたちが出迎えて愛嬌を振りまいてくれました。
そのほか、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヒガラ、コゲラたちと時の経つのも忘れて戯れることができました。
「あー、日本にもまだこんな野鳥たちの楽園があるんだよねぇー。(立松和平風・笑)」
そうそう、帰りに立ち寄った、里山でひっそりと営業する看板も何もないさぬきうどんのお店。お女将さんの愛想も良く、打ちたて茹でたての釜揚げうどん(大)が230円!
もちろんお味はサイコーでした。v(^~^)
さらに温泉で体を暖めて、帰りの車では思わずウトウト。
Oo。。(_ _))ヽ(^^ )ネルナー
う~ん、機会があればまた行ってみたいなぁ~~~。
2005年01月16日 | 固定リンク | コメント (4) | トラックバック (3)
きょうは午後から児島通生にある通仙園と三百山周辺で少し撮影をしました。この季節、海沿いでも鳥たちがたくさん目に付きます。特にメジロ、ツグミ、ハクセキレイ、アオサギ、コサギ、猛禽類など。
そういえば最近、僕の周りではみなさん鳥の撮影にすごく熱心です。今年が酉年だから、というわけでもないんでしょうけど・・・。それにしても、みなさんすごく上手に撮影されてていつも驚かされます。
ある方はデジタル一眼に超望遠レンズ、ある方はコンパクトデジカメ+フィールドスコープ(いわゆるデジスコ)。スタイルに違いはあれど、自然界の鳥をいったいどうしたらこんなきれいに撮れるんだろう?って不思議に思います。
で、上手に撮影されてる方を見て、鳥撮影に必要なこと(もの)を考えてみました。(^^ゞ
1.それなりのカメラとレンズ機材
2.カメラの知識と撮影テクニック(経験)
3.鳥の行動や習性を理解すること
4.行動力と忍耐力
5.その他(視力、情報収集力etc...)
もしかすると、これ以外にもあるかも知れないけどやっぱり1~5は必要ですよね~。
う~ん、やっぱり僕には鳥入り風景写真くらいがちょうどいいかも~。ニャハハ・・・。(^^;
2005年01月08日 | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
上の写真、本日撮影した雪原に舞うタンチョウです。(^^)
どう見ても北海道でしょ?(^m^
ところが、ここ、ナントわが家から車で1時間の場所なのです。(笑)
実は、きょうは普段地元で懇意にしていただいてる方々と新年挨拶を兼ねたプチオフ撮影会。運良く、大晦日に降った雪が残っていてこんなラッキーな写真が撮れました♪
そうそう、きょうは特別な新年行事だったため飛翔のシーンがあったのですが、う~ん、やっぱり飛び物は難しいです。(T^T)
もっともっと修行が必要ですね。<(^-^;
そういえば、目の前でタンチョウの雪原飛行を見るなんて、10数年前の釧路湿原・鶴居村以来。大きく羽を広げ、きれいに隊列を組んで飛ぶ姿はまさに感動ものでした。
ってことで、今回は写真がイマイチでも大満足。
2005年、正月休みの最後に、いいお年玉をもらいました~♪(^^ゞ
2005年01月03日 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)