2010年12月20日

Magic hour

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「大橋残照」 2010.12.19 下津井にて

冬のマジックアワーと瀬戸大橋。

 
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休日の終わり、明日への英気を養うには、
コーヒーと夕景があればいい・・・。(笑)
 

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2010年12月 8日

干しだこと影法師

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「冬の風物詩」 2010.12.5 下津井にて

冬の日差しをいっぱいに受けて伸びる干しだこの影。
そして・・・・・

 
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火星人と記念撮影。(笑)
 

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2009年10月11日

アサギマダラ

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「秋空高く」 2009.10.11 児島にて

旅の途中。
秋晴れの空をひらりと舞うアサギマダラ。

 
今年も地元に「旅する蝶」アサギマダラが南下してきた。今回はすべて魚眼レンズ Tokina AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm F3.5-4.5で撮影。

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#2 山茶花で吸蜜
 
 
 
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#3 開翅中のアサギマダラ
 
 
 
以下、飛翔写真。
#4,#6は飛んでいるように見えないけど・・・。(苦笑)

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#4 木漏れ日とアサギマダラ
 
 
 
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#5 羽ばたき
 
 
 
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#6 下からアップで 
 
 
 
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#7 天高く・・・
 
 
倉敷、玉野周辺のアサギマダラ。
まだ、あと少しの間は見られそうです。
 
【関連記事】
アサギマダラの天敵(2009.7.26)
大山蝶紀行(2009.7.20)
ジャコウアゲハと海(2009.4.19)
アサギマダラの飛翔写真(2008.10.19)
ヒメアサギマダラ(2006.6.17)
 

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2009年4月19日

ジャコウアゲハと海

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「ジャコウアゲハ舞う浜辺」 2009.4.19 児島にて

青い空と海。
ハマダイコン咲く瀬戸内の浜辺にジャコウアゲハが舞う季節。

 
毎年紹介している海辺のジャコウアゲハのシーズンが今年もやってきた。例年より1週間から10日ほど早い発生で現在のところオス2頭、メス1頭の3頭確認。

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止まってくれないジャコウアゲハ
 
 
僕が毎年この場所にこだわるのは、優雅に舞うジャコウアゲハを、海を背景にして撮影できるから。沖縄、南西諸島以外で「蝶(アゲハ)と海」の組合せが確実に撮れる場所はなかなかないだろう。
そんなわけで、今回は周囲の風景を入れたくて魚眼レンズ1本で狙ってみた。ところが昼間は、ゆっくりハマダイコンで吸蜜することもなく、時折姿を見せたかと思うとヒラヒラと花の見回りをしては、すぐに林の中へ消えていく。
 
 
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逆光のジャコウアゲハ(メス)
  
 
 
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ヒラヒラと翅を動かしながら吸蜜中


昼前、小1時間の間にジャコウアゲハは3,4回やってきたけれど、ハマダイコンで吸蜜中に寄ることができたのはわずか1回のみ。それでも何とか青い空と海とジャコウアゲハの組合せが撮れたので良しとしましょか。(苦笑)
 
【関連記事】
ジャコウアゲハの浜辺(2008.4.28)
ジャコウアゲハ夕景(2008.4.29)
 

2009年04月19日 | | コメント (14) | トラックバック (1)

2008年11月28日

モミジバフウの紅葉

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「紅葉の窓から眺める海と空」 2008.11.22 下津井にて

真っ赤に染まったモミジバフウ。
木立の中に瀬戸内の海が見えるお気に入りの場所。

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2008年10月25日

瀬戸大橋スカイツアーに参加

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「魚眼レンズで見た備讃瀬戸」 2008.10.12 香川県坂出市にて

北備讃瀬戸大橋の塔頂175mから見た瀬戸内海の眺め。
その高さは、地上50階建ての超高層ビルに相当する・・・

 
運良く瀬戸大橋スカイツアーに当選したので、小学生の長男と次男を連れ三人で参加して来ました。今回は競争率が約10倍と春のスカイツアー(約23倍)に比べて当選確率は倍以上でした。
秋晴れの晴天を期待していましたが、午前中、にわかに上空を雲が覆い尽くしてあいにくの曇り空・・・。この日は午後から綺麗なひつじ雲や夕方には太陽柱が出た日。いったいツイているのかいないのか・・・。(苦笑)
 
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朝9時に自宅を出発、児島から瀬戸中央道に乗り、与島プラザに9時25分に到着。受付を済ませ、ヘルメットと軍手姿で午前10時の第1班で出発。往復約1時間半の行程で北備讃瀬戸大橋の塔頂を目指す。以下、高所恐怖症の方お断りの瀬戸大橋スカイツアーでのスナップ写真。
 
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出発前の説明
 
 
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橋桁を見上げながら説明を聞く
 
 
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轟音とともに通過するマリンライナー(右横は四国新幹線用スペース)
 
 
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管理用通路へ出ると塩飽諸島の島々がよく見える
 
 
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下には与島の民家が・・・
 

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瀬戸内海、本島方面の眺め
 
 
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アンパンマン列車(流し撮りするもカレーパンマンにピントが・・・汗)
 
 
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橋脚部分と海を見下ろす 高所恐怖症の方にはたまらない眺め(笑)
 
 
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階段を上って瀬戸中央道の高さに・・・
 
 
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エレベーターで道路階から10階へ
 
 
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さらに狭い通路と階段を上り塔頂部へ
 
海面からの高さ175mの北備讃瀬戸大橋塔頂。
ここで記念撮影を含めおよそ15分のフリータイム。
 
 
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児島方面
 
 
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坂出方面
 
 
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魚眼レンズで真下に向けて撮る
 
 
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望遠で番の州方面
 
 
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斜張橋と水島灘方面
 
 
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櫃石島、下津井瀬戸大橋方面
 
 
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ほぼ真上から見た観光バス
 
 
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塔頂部。右下には鍋島灯台
 
 
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秘密の小窓(笑)。子供たちへのサービス

 
気持ちよい眺めも束の間。あっという間に時間は過ぎて・・・
  
 
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道路階へ降りると次の班が・・・
 
 
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しばし撮影タイム
 
 
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見上げると橋脚の隙間に薄日が差す
 
 
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管理用通路を与島へ。足元はこんな感じ。
 
 
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与島南端部から高松方面
 
 
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橋の下からの面白いアングルで見た番の州、青ノ山、ゴールドタワー
 
 
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橋台(アンカレイジ)内部で瀬戸大橋の学習タイム


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記念写真とクリアファイル、ジュースをもらいお疲れさまでした・・・。
子供たちはとてもいい思い出になったようです。

 
おまけ。
ゆるキャラ王選手権で優勝した「わたる君」イラスト入りヘルメット。(笑)
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2008年10月17日

ひつじ雲

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「ひつじ雲の空」 2008.10.12 児島にて

秋の空をひつじ雲が覆い尽くした日。

 
ひつじ雲を魚眼レンズで撮ってみました。

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縦並びバージョン
 
 
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海に下りて見ると太陽が下から覗いて


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山側には青空と白いひつじ雲
 
一般的に、このような連鎖状のちぎれた雲全てが、うろこ雲と思われがちですが、厳密に言うと雲の分類上は違います。
ひつじ雲とうろこ雲の違いは・・・
ひつじ雲(高積雲)が中層(2-7km)に浮かぶ雲でひとつの塊が大きいのに対し、うろこ雲(巻積雲)は上層(5-13km)に浮かぶ雲でひとつの塊が細かなものをいいます。
なかなか区別が難しいのですが、違いは「雲の厚さ」。全天が暗くなって太陽の光が届かないような厚い雲がひつじ雲、それに対して雲を通して太陽が透けるように見える雲がうろこ雲と覚えておくといいかも・・・。

ひつじ雲が出ると地上が暗くなるので地震など何か不吉なことが起こる前兆という人もいますが、実際は翌日に天気が崩れる程度であまり関係はないでしょう。むしろ、この日はこの雲のあとに素晴らしい太陽柱と夕焼けが見られたので、僕にとっては幸運の前兆だったのかもしれません。(笑)
 

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2008年9月 9日

瀬戸大橋も半額になる社会実験

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「下津井瀬戸大橋」 魚眼レンズTokina AT-X107 10-17mmで撮影

9月20日から、瀬戸大橋をはじめ本四高速の本四道路3ルートで休日昼間の通行料金がETC割引で半額になる超おトクなお知らせ。

【追加記事】
瀬戸大橋1000円 3/20から(2009.3.9)
 

 
思えば、今年4月、瀬戸大橋開通20周年を記念し架橋記念割引として、2日間だけ瀬戸大橋が半額になりましたね。
【関連記事】・瀬戸大橋が半額になる日(2008.2.20)

あれから5ヶ月・・・。
本日、政府の『安心実現のための緊急総合対策』の高速道路料金の引下げ計画(案)が、9月20日から社会実験として前倒し導入されることが正式に発表されました。
特筆すべきは、その中に本四高速の3ルート(通称:瀬戸大橋、明石海峡大橋・大鳴門橋、しまなみ海道)も休日昼間割引の対象路線に含まれていること。
つまり、今月20日以降(暫定的に)休日昼間に限っては瀬戸大橋もETC割引で半額になるというわけ。

例えば、瀬戸大橋を含む瀬戸中央自動車道では、9月20日以降、普通車または軽自動車等でETCを利用して、休日(土・日・祝)の昼間(9時~17時)に入口または出口料金所を通過した場合、
・児島IC-坂出北IC
 普通車3,500円→1,750円(軽自動車等2,800円→1,400円
・早島IC-坂出IC
 普通車4,100円→2,050円(軽自動車等3,300円→1,650円
と半額になります。これで今まで近くて遠かった四国が少し近く感じられるようになるかもしれませんね。


また他の高速道路でも同様の社会実験が行われ、ETC利用で、土日は朝夕の通勤割引と合わせ割引時間帯がグンと拡大されます。

【休日昼間割引について(高速道路料金引下げ案の前倒し実施)】
・期  間 :平成20年9月20日(土)9時から緊急総合対策の導入時まで
・対象曜日 :土曜・日曜・祝日
・対象時間帯:9時~17時(入口または出口料金所通過時刻)
・対象路線 :
 ①NEXCO東・中・西が管理する高速自動車国道
 (大都市近郊区間を除く)ただし、100km以内の利用に限る。
 ②本州四国連絡道路
・対象車種 : 軽自動車等、普通車(料金所をETCで走行する車両)
・割引率  : 5割引
・適用回数 : 一日2回まで。ただし、本州四国連絡道路では制限なし
※深夜割引や通勤割引が適用されている一般有料道路の一部も対象。


なお、休日昼間割引の詳細、及び、中型車、大型車、特大車の平日の夜間割引時間帯の拡大については以下URLをご参照下さい。
本四高速プレスリリース(2008.9.9)
「安心実現のための緊急総合対策」における高速道路料金の引下げ~ 前倒し社会実験について ~」
  

今回の高速道路値下げ前倒し実施、多少は政治的な思惑があるにしても、個人的には評価したいです。
なぜかと言うと、ガソリン高騰や相次ぐ値上げラッシュで、一般家庭では心理的にレジャーへの出費や遠出を控える傾向にあり、このままだと秋の行楽シーズンも観光産業や飲食産業などは大きな痛手を被ることが予想されていたから・・・。そういう意味では、この「休日昼間割引」がひとつの引き金となり、今後、周辺産業にもある程度の経済効果をもたらしてくれることを期待したいものです。
また、今まで高い通行料金が障害となっていた本州と四国の間も、これをきっかけにヒト・モノ・カネの動きが盛んになり、意見募集によりさらに平日も、夜間も・・・となれば、本四3ルートが真の意味で「架け橋」といえる日が来るのではないでしょうか・・・。
 
(追記)2008.10.31
10/30、政府の追加経済対策として「高速道路、ETC利用で休日原則1000円以下に値下げ(普通車・軽自動車)」という方針が発表されました。今後2年間の暫定措置ですが、本四連絡道路の瀬戸大橋も通行料1000円でOKなのかと気になりますが、今のところ1500円程度になる見通し。また他の一般高速から乗り継いだ場合の料金については検討中とのこと。
 
(追記)2009.1.16
高速道路各社は高速道路料金に関する具体案を発表。
「普通車以下を対象に、休日(土日祝日)に地方で距離にかかわらず、上限料金を1000円とする。首都高速道路、阪神高速道路は休日に700円区間を500円に引き下げ(首都高の土曜は除く)。また当初1500円とすることを検討していた本州四国連絡高速道路の料金も、地元の要望を受け1000円に引き下げる。

【関連記事】
瀬戸大橋1000円 3/20から(2009.3.9)
 

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2008年9月 6日

クロマダラソテツシジミ

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「南の国の蝶、クロマダラソテツシジミ」 2008.9.6 玉野市にて

地球温暖化で北上する蝶たち。
このたび、岡山県内で見つかったクロマダラソテツシジミもその一種。

 
クロマダラソテツシジミ。
本来は亜熱帯の台湾やフィリピン、インドなどに生息するチョウが、南西諸島、沖縄、鹿児島を経てついに岡山へやってきたのだろうか?
台風が頻繁に通過する年は、よく南方系の蝶が九州や四国で迷蝶として発見される場合があるが、このクロマダラソテツシジミに関しては、次のような経緯がある。
1992~93年に沖縄本島南部の那覇空港周辺、2001年には与那国島、鹿児島県指宿市でも発見され、昨年は大阪府池田市や兵庫県宝塚市で見つかり話題になった。温暖化の影響で生息範囲を北に伸ばしたのか、はたまた、人為的な移入なのか・・・。
このクロマダラソテツシジミの繁殖力は相当なものらしく、高温期に孵化した幼虫が、ソテツの新芽をどんどん食い荒らす被害が増えているという。
 
Sotetsuo02
 
新聞によると、最初に岡山県内で見つかった場所が比較的自宅に近い玉野市の2ヶ所。だが、クロマダラソテツシジミの幼虫の食草(食樹)は言わずと知れたソテツなので、そこまで行かなくてもソテツはたくさんある。少し思い当たる場所を探してみる。
するといきなり、いたいた!
大きさはヤマトシジミよりは一回りほど大きく、翅裏はウラナミシジミによく似ていて尾状突起が一対あるが、黒斑の並びが特徴的。
 
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クロマダラソテツシジミ(オス)の表翅
 
 
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クロマダラソテツシジミ(メス)の開翅
 
 
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Tokina AT-X107 10-17mmで撮影

そうそう、魚眼レンズでこの写真を撮っていると、倉敷市在住のRyochan氏が来られ、しばし雑談。お互い、こんなことならもっとよく見ておけばよかったなー、と。(笑)


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こういう感じでソテツの葉に止まっている。
 
 
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西日に輝くソテツと・・・

【関連記事】ついに瀬戸大橋近くにもクロマダラソテツシジミが・・・
瀬戸内海の絶景を眺める蝶(2008.9.17)

【カテゴリ】
昆虫写真

調べてみるとクロマダラソテツシジミは卵から成虫になる期間が2週間と短いようだ。ということは、今後もサイクルを重ね、岡山県内あるいはその周辺でもまだまだ生息範囲を拡大する可能性が十分ある。なので、皆さんの近くのソテツにもクロマダラソテツシジミがいるかどうか、この機会にぜひチェックしていただきたい。
それにしても、本当に温暖化でこの蝶がやってきたのだとしたら、喜んでばかりはいられない・・・。

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2007年9月19日

彼岸花(魚眼マクロ編)

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「彼岸花とテントウムシ2」 2007.9.17 児島にて

前回の彼岸花の続き、魚眼レンズのマクロ編です・・・

 
マクロレンズだけじゃ物足りないので、魚眼レンズ Tokina AT-X107 10-17mmF3.5-4.5を使い、魚眼マクロで彼岸花とテントウムシを撮ってみました。テントウムシが小さいのでテレ端17mmでも苦労します。
ピントはほとんどマニュアル最短距離で固定し、カメラを動かしながら撮影しています。(笑)

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レンズ先端からテントウムシまでの距離はわずか2.5cm。右側はレンズにしべが当たって多重ボケになっています。(笑)
 
 
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曇り空。下から見上げて・・・。
 
 
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ワイド端10mm。よっこらしょ・・・。
 
 
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ワイド端10mmの点対称。
 
 
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17mm。レンズは完全にシベの中。(笑)
 
 
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17mm+開放で接近。魚眼でもこんなにボケます。
 
 
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彼岸花とテントウムシの魚眼マクロ。
テントウムシの動きが速いのでピント合わせが100mmマクロレンズ以上に大変でした。(笑)
 

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2007年9月 6日

カメラ目線

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秋色の昆虫、イチモンジセセリの正面顔。
こういうカメラ目線ならかわいいけれど・・・

 
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カマキリのカメラ目線は苦手な人もいるかな・・・。
 
 
 
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こちらはオマケ。
海を入れてバッタを撮ろうと、魚眼レンズでじわじわと近づいてみた。ところがシャッターを切ろうとした瞬間、砂浜を散歩中のおばさまが、「何がおるん?」と話しかけてきてバッタが影に・・・。おかげで、バッタではなく、おばさまのカメラ目線になってしまった。(笑)
 

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2007年8月17日

笠岡のひまわり2007-魚眼レンズ編-

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「大空と大地の中で・・・」 2007.8.15 笠岡湾干拓地にて撮影
EOS20D+Tokina AT-X107 10-17mm F3.5-4.5

毎年恒例、笠岡のひまわり特集。
まずは展望台付近から魚眼レンズで撮ったひまわり畑を・・・

 
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「ハイ、チーズ・・・。」
カップルの笑顔を見守るひまわりたち。
 
 
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花弁の隙間から
日は次第に西へ傾いて・・・
 
 
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この日は、まだ訪れる人も少ない展望台。
ひまわりたちが輝き始める時・・・
 
 
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ヒメアカタテハが舞い降りて
長く伸びる影が干拓地に夕暮れを告げる・・・
 
明日も続きます・・・
 

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2007年7月17日

ハッチョウトンボ 次なる世代へ

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「ハッチョウトンボの交尾」
EOS20D+Tokina AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm F3.5-4.5
17mm ISO400 1/200sec F11 +1/3EV

日本最小のハッチョウトンボ。
その小さな命を次の世代へ・・・

 
前回はハッチョウトンボの視界に入る風景を、少し遊び心を入れてご紹介しましたが、今回は魚眼レンズで撮ったハッチョウトンボの交尾シーンから・・・。

魚眼レンズ、あるいは超広角レンズで虫たちを撮る理由は、昆虫たちの眼に映る風景や、彼らが暮らす環境を写真で伝えることができるから。
これなら、ハッチョウトンボをご存知ない方でも、写真を見るだけで、このトンボが湿生植物が生い茂っている池や湿地に暮らしているんだ・・・ということが一目でおわかりいただけるはずです。
ところが、当然のことながら魚眼レンズは写る範囲が極めて広いので、中心になる被写体にある程度近寄らないといけません。ましてや、日本で最も小さいと言われる体長2cmに満たないハッチョウトンボとなるとなおさら。しかし、あまり近寄りすぎると、結果的に彼らの暮らしの邪魔をしたり、人間を極端に怖れるようになってしまうので撮影する側としては非常に難しいところです。上の交尾シーンでは、あえてレンズをワイド側(10mm)ではなくテレ側(17mm)にしたのもそのためです。
 
 
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「ハッチョウトンボ メス」

昨日ご紹介した真っ赤に成熟したオスと異なり、メスは茶色と白のちょっと地味なストライプ模様をしています。最初の写真を見て、もしかすると違う種類が交尾してる・・・と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。(笑)
 
 
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「ハッチョウトンボのパトロール」

最後のこの写真は、僕が以前からずっと撮りたかったシーン。
交尾を終えたハッチョウトンボのメスは、こうして草に止まりながら、水面に移動し何度か尻尾を打ち付けるようにして産卵を繰り返しますが、その間、オスは周囲の敵に襲われないようにずっと近くを飛び回ってパトロールを続けます。
ただでさえ体の小さなハッチョウトンボのオスとメス。その両者の眼にピントを合わすというのは、実際のところ極めて至難の業なのですが、今回はオスがいい位置を飛んでくれたこともあって、タイミングよくその瞬間を捉えることができました。

来年もまた、彼らの子供たちがこの池に元気な姿を現わしてくれるのを願うばかりです・・・。 

2007年07月17日 | | コメント (12) | トラックバック (1)

2007年7月16日

ハッチョウトンボが見た風景

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ハッチョウトンボ(オス)

「きょうは、雨もやんだし暑くなりそうだなぁ~。」

 
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「ハスの花もだいぶ終わっちゃたなぁ~。」
 
 
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「天気がよくなってきたから、いろんな人がやってきそうだな・・・。」
 
 
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「お、向こうから来たのはmosyupaさんだな・・・。」
 
 
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「あ、今度は、カコさんだ・・・。」
 
 
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「ところで、yamaさん、カメラが水に浸かりそうだよ・・・。」(笑)
 
梅雨明け間近・・・。
そろそろこの池からもハッチョウトンボが姿を消す頃・・・。

というわけで、真っ赤になったハッチョウトンボ(オス)が見た景色を
魚眼レンズで覗いてみました・・・。(^_^;)
 
【過去のハッチョウトンボ関連記事】
ハッチョウトンボを撮る
日本最小の赤トンボ ヒメアカネ
黄昏のハッチョウトンボ

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2007年6月17日

帰国しました

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報告が遅くなりましたが、昨日無事プーケットより帰国しました。

 
本来なら、昨日この記事を書くべきなのに、夕方、下津井の海岸へ夕焼けを撮りに行って帰ったら爆睡してしまいました。(^_^;)
現地3泊4日、バカンスというには短すぎる「アジアの休日」でしたが、心配していたお天気も時折スコールが降る程度で、ビーチはもちろん、グルメ、タイ式マッサージも楽しめました。(笑)
写真は、スナップ中心ですが思ったよりたくさん撮れたかな・・・?
これから少しずつ整理してアップしますね。
今日はとりあえず、帰国報告まで・・・。

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2007年4月 7日

夕暮れの桜を撮る

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鷲羽山第二展望台にて・・・

やっぱり桜も夕暮れが好き・・・(笑)

 
朝起きると、雨が降っていたので午前中はのんびり休養。午後から鷲羽山へウォーキングへ・・・。
散策路や海沿いのソメイヨシノやヤマザクラがようやく満開になって、県外からの観光客の方々もたくさんいらっしゃってました。
のんびり、あちこち歩きながら撮ったのですが、今回は、帰り際、鷲羽山第二展望台付近で撮った夕暮れの桜を・・・。

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・逆光のサクラ、魚眼レンズで・・・


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・双眼鏡で海を眺める人


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・長く伸びる影とサクラと・・・


この後、鷲羽山から三百山へ向かう。途中、毎年撮っている下津井中学校付近のサクラを覗いてみると・・・

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・満開の桜とうっすらと染まる瀬戸大橋


三百山に着くとちょうど夕日が雲に隠れるところでした。
きょうも、ようこさん、ハマちゃん、そして、四代目さん。(笑)

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・雲の輪郭、通り過ぎ行く漁船


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・三百山のオオシマザクラと夕日

前回写真の淡いトーンとは対照的に、オレンジに染まって花もほぼ満開になっていました。まだ少し蕾があったので日曜日も大丈夫だと思います・・・。(^^)

(業務連絡)
最近、バタバタしていて更新がほとんどできず、みなさまの所へもお邪魔できずにいましたが、無理のない程度に少しずつ元に戻していこうと思います。m(_ _)m
 

2007年04月07日 | | コメント (16) | トラックバック (3)

2007年1月 3日

ヤマガラの飛行を撮りたい

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毎年恒例の新年会。
今年もまたヤマガラたちのサンクチュアリへ・・・。

 
今回は年末にたまたま会ったメンバー(夢民谷さん、mosyupaさん、山猫さん)で雑談中に、ふいに「新年会したいねぇー」ということになり、結果的にご近所の写真仲間(野郎?)だけの集まりになりました。行き先はこの時期はやっぱりヤマガラ山?みたいな話で即決となりました。(^_^;)
昨年のヤマガラ山は大雪で途中で車を捨て、雪中登山の強行軍だったのですが、今年は、昨年末に降った雪も完全に解けててスイスイと・・・。暖冬のせいで道中も全く雪がなくちょっと拍子抜けって感じでした。(苦笑)


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もちろん、雪のない林のヤマガラたちや・・・


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ちょっとキツイ顔のゴジュウカラや・・・


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コゲラにも出会えたのですが・・・・・

今年で三度目なのと雪がないのとで、少しモノ足りず・・・

ヤマガラの「羽ばたき」と以前から撮りたかった「飛行シーン」にチャレンジ。
さらに、今回は半ば仲間にのせられて魚眼レンズでのマクロに一か八かの無謀な賭け。(汗)

僕も、高速で飛ぶ鳥を間近で撮るのは初めて。
いくら人懐っこいヤマガラでも人間の顔とカメラが至近距離にあっては、なかなか近寄ってもらえない。警戒心をとるため、山猫さんに三脚を借り、その雲台の上に餌を置いて、僕の三脚とレリーズを付けた20Dをその手前にセット。そしてカメラから離れた位置でレリーズ片手にピントも露出も全てマニュアルで連写なしの一発勝負!
こりゃ動体視力と反射神経、そしてカンだけが頼りか??(笑)

最初は何とか集中してシャッターチャンスはバッチリなのだが、ピント位置を外しまくり。(-_-;)
参考までにこんな写真。(クリックしても大きくなりませんよ・笑)

070103miss01 070103miss02

いろいろと試行錯誤を繰り返し、トータル15カットほど撮ってようやく雲台に留まった瞬間のヤマガラの羽ばたき撮影に成功。

070103yamagara01
・EOS20D+Tokina AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm

お次は、飛行シーンの撮影。
でも、考えてみればどれだけ確率の低いことをやっているかわかる。
ヤマガラの飛行速度はどれくらいなのかわからないが、仮にスズメ並の時速40kmとすると、1秒間で11.11mも移動する計算になる。0.1秒でも1m移動する相手にどうやって置きピン適正位置でシャッターを切るのか・・・?しかも天気が曇りで露出は開放。(泣)
10カットほど狙ったところで、ヤマガラがあまり寄ってこなくなり、だんだんと集中力も尽きてくる・・・。半ばあきらめかけたところで一か八か少し遠めに置きピンして、なんとか飛んでくるヤマガラの飛行シーン撮影にも成功!

070103yamagara04
・EOS20D+Tokina AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm

構図としてはあまり満足できるものではないけれど、ホッと一息。
次回はぜひ、もっと華麗に空を舞う瞬間をものにしたいなぁ・・・。
それまでに、さらに動体視力と反射神経を鍛えなければ・・・。(汗)
でも新年早々また目標ができてよかったのかも・・・?(笑)

この後、疲れを癒すために温泉に入って帰宅。
山猫さんはじめ参加のみなさん、お疲れ様でした・・・。m(_ _)m
 

2007年01月03日 | | コメント (22) | トラックバック (1)

2006年10月31日

赤い月を撮る

061031halfmoon1
・Midnight Half Moon 2006.10.30 23:25 三百山から撮影

深夜の帰宅途中、車のフロントガラス越しに見た月。
黄金色からオレンジ、そして赤へ刻々と変化するこの月を、なぜか無性に撮りたくなって、海へ・・・

 
赤い月
月の高度が低くなり、月光が大気の層を通過する時、青色の光が散乱し、夕陽と同じように月が赤く染まって見えます。

今晩は冷え込んで、夜空には星がきれいに見えていましたが、西の方角にはこの赤い月が輝いて、ぼんやりと帯状に海を照らしているのが不気味にさえ映りました。

061031halfmoon2
・オレンジ色の月と航跡


徐々に輝きを失いながら、真っ暗な海へと月が沈んでいく様子を、シャッターをBULBにして4分ほど開けて撮影したのが下の写真。

061031halfmoon3
・色褪せながら沈みゆく赤い月

あまりいい写真とは言えませんが、ま、お遊び写真ということでお許しを・・・。(笑) 


061031stars
・夜空にはオリオンや冬の星座たちが輝く・・・
Tokina AT-X 107 DX Fish Eye (10mmで撮影)
 

2006年10月31日 | | コメント (11) | トラックバック (0)

2006年9月20日

レンズ雲

060918lens
・EOS20D+Tokina AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm

台風後の空に現れたレンズ雲

 
自宅で畑仕事をしている時に、ふと南の空を見上げると澄んだ青空にきれいなレンズ雲が出ていたので、慌ててカメラを持ち出し魚眼レンズで撮影。(笑)
絞り羽根が6枚のため、どうしても太陽の形が6本の線状になりますが、こういう眩しい太陽を入れてもゴーストやフレアがほとんど出ないのがこのレンズの特長ですね。

さて、よく朝夕にレンズ雲が出ると風が強くなり天気が崩れる、と言われますが台風後は別。写真は台風一過の18日、ちょうど正午頃に撮影したもので、台風後の名残りの強風で現れたレンズ雲だと思われます。
もしかしてみなさんもご覧になられたかも知れませんね・・・。
  

2006年09月20日 | | コメント (19) | トラックバック (1)

2006年9月12日

魚眼レンズと超広角レンズ

060912_01
・Tokina AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm

今、周辺で密かなブーム(?)の魚眼レンズを買う前にぜひ知っておいていただきたい・・・
「魚眼レンズと超広角レンズの実写画像はこんなに違う!」

 
先日から、まだ試し撮り段階にもかかわらず(笑)、新発売のトキナー魚眼レンズの画像にたくさんの反響をいただき、僕自身もみなさんが魚眼レンズに興味津々なんだなーと実感。
そこで、きょうは魚眼レンズ(Tokina AT-X 107)と超広角レンズ(Canon EF-S 10-22mm)の違いを瀬戸大橋を被写体にした写真で比較して見ていただこうと思います。(※EF-S10-22mmの画像は会社の同僚に借りて^^; 2005.12.17に撮影)

Tokina AT-X 107 VS Canon EF-S 10-22mm

060912_1_107
・Tokina AT-X 107 (10mm)
 

060912_1_1022
・Canon EF-S 10-22mm (10mm)

ご覧のように、Tokina AT-X 107では、橋全体が膨らんで見えるのに対し、Canon EF-S 10-22mmでは同じ10mmでも直線に見えます。


060912_2_107
・Tokina AT-X 107 (10mm)
 

060912_2_1022
・Canon EF-S 10-22mm (10mm)

この写真ではさらにその傾向が明らかですね。
魚眼の画像を見た後に超広角レンズの画像を見ると、直線どころか目の錯覚でへこんで見えるかもしれません。(笑)
このように風景写真においては、瀬戸大橋(都会のビル)など直線的な建造物を入れて撮る場合は、やはり誰が見ても自然に見える超広角レンズの方に分があります。
逆に昨日紹介した空など人間の目に全体の形が認識されていないものを撮る場合は、魚眼レンズを使うとそれなりに面白い描写になりますが・・・。
つまり被写体やシーンによって使い分けが必要だということがお分かりいただけたでしょうか?

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・Canon EF-S 10-22mm 「三百山の夕景」

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・Canon EF-S 10-22mm 「冬の王子が岳にて」

というわけで、一般的な風景写真なら、超広角レンズの方が自然で飽きの来ない写真が撮れます。けれど曲がっても面白い世界を表現したり、虫の視線でユニークなマクロを撮りたいならば魚眼レンズの方が向いていますね。
結論として、両者を比べるというよりも用途がまったく違うものと考えるべきで、両方欲しくなるのも仕方ないでしょうね。←結論になってない?(笑)

最後に、それでも・・・魚眼レンズを検討中という方に、価格コム最安値で、しかも全国送料無料のショップをご紹介。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、安心と信頼のネットショップ 富士カメラさんです。
・トキナー AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm (キヤノン用)  
・トキナー AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm(ニコン用)

Tokina AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mmの実写画像はこちらもご覧ください。→カテゴリ:魚眼レンズの写真

2006年09月12日 | | コメント (23) | トラックバック (1)

2006年9月10日

瀬戸内の空と海

060909_107_umisora
・EOS20D+AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm ISO100 1/500sec F13

魚眼レンズで見た秋の空と海。
雲にすっぽりと包まれているよう・・・。(笑)
 

2006年09月10日 | | コメント (23) | トラックバック (0)

2006年9月 9日

Tokina AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm

060909_107atx1
・Tokina AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm F3.5-4.5

昨日、待ちに待った9月8日新発売の魚眼ズームレンズ、Tokina AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm F3.5-4.5が届きました...

 
いやー、ホントに待ちました・・・。以前からこっそり予告していましたが(汗)、やっとEOS20D用に念願の魚眼ズームをゲットしました。(^^ゞ

060909_107atx2

でも、なんでいったいTokina(トキナー)なの?
とお思いの方もいらっしゃると思いますが、実は、Tokinaは、レンズ開発でPentaxとパートナーシップを結んでいて、先行しているPENTAX-DA FISH-EYE 10-17mmF3.5-4.5ED (IF) の評価がとても高いことから、僕は、このAT-X 107 DX Fish Eyeを発表当初から楽しみにしていました。(正直、発表時から買うぞと決めてました・笑)
とはいえ、このレンズ発売日(昨日)9月8日はCanon EOS Kiss DXの発売日と重なっていたので少数派だけの楽しみになってしまいましたが・・・。(苦笑)

で、このレンズの特長をTokinaのサイトから要約すると・・・・・
Tokina AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm F3.5-4.5は、APS-Cサイズのデジタル一眼レフ専用魚眼ズームレンズ。焦点距離10mm時に対角線画角約180°の魚眼レンズの画角を実現、ゴースト、フレアにも強く、インターナルフォーカス(IF)により、レンズ先端部から約2.5cmまで被写体に接近できます。またレンズ前面に新開発のWP(Waterproof)コートを施しているため、水滴の除去、指紋や油汚れ等も簡単に拭き取ることができます。
注)今回、Canon用とNikon用が発売になりましたが、APS-Cサイズのデジタル一眼レフ専用ですのでご注意下さい。(Canonは、EOS Kiss D 、DN、DX、20D、30D、NikonはD70、D70S、D50、D80、D200などには使えます。)

【Tokina AT-X107関連リンク】
Tokina AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm F3.5-4.5の現在の価格コム最安値(富士カメラ)
Tokina製品情報 AT-X107
実写速報 トキナー AF 10-17mm F3.5-4.5


では、お粗末ながら試し撮りの実写画像を少し・・・。
ちょっと曇っていましたが、リハビリを兼ねて三百山山頂へ。(笑)

まずは、どれくらいの範囲がカバーできるかをテスト。わざと画面中央に水平線の位置をもってきてヘンに歪曲しないように撮影しています。魚眼というより超広角ズームとしてのテストですね。^^;

060909_107_17mm
・EOS20D+AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm (17mm)
 ISO100 1/250sec F13

060909_107_10mm
・EOS20D+AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm (10mm)
 ISO100 1/250sec F11

あとで気づいたのですが、2枚の写真見てもここに来たことのある人じゃないとどれくらいの広さが写るかわからないですよね。


さて、CanonにもEF-S10-22mm F3.5-4.5 USMというレンズがありますが、こちらは最短撮影距離が24cm、対するTokina AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm F3.5-4.5は14cmでレンズ先端から2.5cmまで寄ることができるので、チョウなどの昆虫広角マクロにも最適というわけです。(^^)

060909_107_batta
・EOS20D+AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm(10mm)
 ISO100 1/100sec F8

山頂で座っているとショウリョウバッタ君が近寄ってきたのでパチリ。この写真でレンズ先端から5cmくらいでしょうか・・・。


最後にデフォルメを強調した画像も1枚。
砂浜に打ち寄せる波を撮ってみました。

060909_107_sunahama
・EOS20D+AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm(10mm)
 ISO100 1/320sec F11

いかがでしょう?まだまだ僕が撮りたいと思っている写真は全然撮れていませんが、なかなか面白いレンズでしょ?
他にも少し撮りましたがまた使用感も追加しながらアップしていきますね。

【その後、AT-X107で撮影した写真】 魚眼レンズの写真
夕暮れの桜を撮る
オオゴマダラの飛翔を撮る
ヤマガラの飛行を撮りたい
レンズ雲
魚眼レンズと超広角レンズの違い


 

2006年09月09日 | | コメント (20) | トラックバック (0)